健さんの
プラモコラム

その438
 HGUC メッサーラの巻

 HGUC 1/144 PMX−000 メッサーラ
 バンダイ
 「機動戦士Zガンダム」に登場
2013年6月発売 税別初出価格3000円



 初登場時にやたら大きかった人が、いつの間にか小さくなってたりする事、ありますよね。一説には見る者を圧倒する程の闘気が存在を大きく見せるのだとか何とか。このメッサーラの場合も、リックディアスの眼前でMSに変形した時の威圧感にシビれあこがれたものです。それが1/220で発売されてみると予想外に小さくてガッカリ。いつか1/144で発売されたらハイコンプロ等と並べて巨大感を楽しもうと思っていたんですが・・・いや、十分デカイですね、メッサーラって。ギャプランの増加ブースターを両肩に背負っている感じですよ。

 また、この機体はガンダムシリーズ初の可変機でもあります。事前情報無しで放送を見てたもんだから、余計に驚いたもんです。以来、大好きなMSの一つでありHGUCに加わるのを心待ちにしていたアイテムでもあります。興奮を抑えて、落ち着いて本題へと参りますよハァハァ・・・!



 頭部は、台形の後頭部に、芯になるモノアイシールドを貼り付け、ヘルメットとオデコを被せる構成。機首までつながるボディ前面に固定され、首の可動は有りません。モノアイ正面のガード(アゴ?)がハッチカバーと一体なのが少々残念。この辺のスキマが再現されてるとカッコイイし、やはり顔周辺に省略が有るのはもったいない気がします。



 ボディは、背中と腹がレールで上下スライドして変形を再現。実際は機首とハッチカバーと顔がスライド密着するんですが(ハッチカバーは顔正面に被さりガードになります)、シルエットに大きく関わる腰の移動だけに着目してシンプルなギミックを考案した点は上手いと思います。背中、機首、腰の順につながっていると思われる機体構造を、背中、腰、機首の順にアレンジする事で、下半身の加重を支える箇所をスッキリ整理する狙いが有ると思われ、キットの強度アップや遊びやすさに大きく貢献してると感じます。2003年頃にプライズ景品としてリリースされた可変MAシリーズでも同じギミックが採用されてるんですが(こちらは顔の変形も再現)、今回の方が大型なだけに荷重対策の重要性は高く、効果の恩恵も大きいですね。



 は左右貼り合わせて機首上面を貼り付け、頭部や機首先端のアンテナ(?)等を取り付けていきます。胸板は脇から独立していて、顔の横に固定。胸に顔が付いているんじゃなくて、顔に胸が付いている感じ。裏面は肉抜きされています。



 背中は、腹をハサミ込んでレール状に噛み合っています。腰まで一体なのでウエストのヒネリは有りません。上端はハサミ込んだアームで甲羅と連結。はポリキャップを閉じ込めつつ横から貼り付けて、変形時に差し替える肩関節軸を差し込みます。ベルト状の肩ヒモは、実際は甲羅につながっているのだと思いますが、キットでは肩関節の上をアーチ肩に覆う固定パーツとして処理されています。



 は、ボディの組立時に筒状の股関節軸受けを埋設、モモ側からの軸を後ハメ接続します。飾り台取付穴はいつもの丸ピンタイプにせず、専用ジョイントを差し込む角穴としてあり、強度は十分。MA時には重心よりかなり前寄りの位置で支え、ジョイントに負荷をかける事になりますからね。

 テールスラスターは、左右貼り合わせの外装で内壁パーツをハサミ込み。背中のポリキャップに接続してあり、変形時にはスイング移動します。



 です。モモは左右貼り合わせ。股関節は、前後貼り合わせのドラム関節の小さい物(まあ普通のハサミ込み関節なんですけどね)を、モモの中に閉じ込めてあります。外装で上まで覆ってありますが、中では一般的なMSと同じ動きをしている表現ですね。完成後はほとんど見えなくなりますが、関節パーツには簡単なディテールも入っています。



 ヒザは、左右貼り合わせて動力パイプを貼り付ける構成。ポリキャップを使わず、ABS製の関節パーツをモモ・スネにハサミ込んでいるのは、加重対策なのでしょう。前後間違えてハサミ込むと、上の関節が絶妙に閉じ込められて動かなくなるので注意しましょう。ボクは一瞬、固定関節かとカン違いしましたよ。そのまま両足組まなくて良かったです(ホッ)。



 スネは、前部外装と後部スラスター、ヒザと足首の関節をハサミ込んでの左右貼り合わせ。ヒザ前面のみ合わせ目が露出しています。後部フィンはポリキャップによる可動式で、後ハメ式となっています。



 スネ前部外装プロペラントタンクのカバーなんでしょうか?ここのデザインに合わせてスネの中央がくびれたラインで造形してあり、脚としてはそれっぽいラインだと思うんですが、一見単調に思えてもストレートな造形の方が、容積ギリギリまでタンクが詰まってる感じが出て、メッサーラらしさが出るんじゃないでしょうか。ロケットがユニット位置を組み替えてMSに擬態してる、みたいな。



 足首関節は前後スイングとボール可動の二重関節。上の関節は二軸可動用のポリキャップを使っていながら、わざわざ前後に動かない様に閉じ込めてあるのが印象的です。可動範囲よりも荷重の心配をしています、という設計ですね。



「ジュピター、レディ?オゥケーイ、ジュピター!」てな音声をイメージしてみました。(実際の仮面ライダーメテオの技とは全く異なります。)

 足首は、ボール軸受を上下からハサミ込んだクルブシに、甲とツマ先、カカトのクローを接続する構成。左右貼り合わせのは前後に可動、ツマ先も前後可動式で、筒状に成形され後ハメが可能です。クローは内側が肉抜きされていますが、その配置がトラス風になっていると「まあいいか」と思ってしまったりする昨今の風潮が云々。クルブシには横から差し込んであり、左右独立して可動します。クルブシ後端にブツかるまで開くと、立たせた時に丁度良い配置になり、ツメ先端の平面が綺麗に接地してくれます。



長時間のディスプレイではオススメしませんが、カカトを閉じても自立可能です。

 肩関節軸は、MS時とMA時それぞれの専用パーツを用意してあり、差し替える事で移動を再現。根元はピン接続、肩アーマーへはボールジョイントで接続してあります。怒り肩になるよう差し込む指示ですが、90度ヒネって前寄りの配置にしておくと、背中のスラスターユニットとの干渉を最小限に出来ますよ。



MA形態時の腕。前腕はスラスターユニットの奥に突っ込む様に収納します。

 肩アーマーは、肩関節軸受を兼ねた内側の面と、肩ブロックを前後からハサミ込み。この時9基一体のミサイルも閉じ込めておきます。ミサイルハッチは箱状にワンパーツ成形してあり、前後幅をハサミ込む様に後ハメ。説明書ではMA時にも発射出来ると解説されていますが、キットで開くにはクローユニットをズラす必要が有ります。設定では肩関節の接続部が90度ヒネれそうな表現になっていますが、キットでは変形を差し替えパーツに任せて、固定式としてあります。



 です。肩ブロックは、脇方向から箱状に成形。ポリキャップを上からでなく横からセットするため、後ハメは出来なくなっています。内側の肉抜きがチラリと見えるので、気になる人はパテ等で埋めておくと良いでしょう。他のキットでも遊んでいるうちに差し込みが甘くなりやすい箇所ですが、やはり下からの方が押し込みやすい印象ですね。



 上腕は筒状にワンパーツ成形。肩から前腕に通してあると思われる動力パイプは、ヒネリラインの下からヒジ関節の横までとし、表面に貼り付けて表現してあります。HGUC初期から定番の解決法ですね。スキマを広げて頑張って通してみてもヒネリ可動を制限してしまうと思われ、プレイバリューを考えるとベターなアレンジだろうと思います。(と言いながら、通してある事で初めて伝わるパイピングの魅力であることだなあ。)



 ヒジ関節は、HGダブルオーシリーズ等でおなじみの、厚みの半分ずつを貼り合わせる方式。二重関節で、上下それぞれ上腕と前腕で囲われているため、完成後にうっかり外れる事は有りません。

 前腕は、ヒジ関節をハサミ込んでの前後貼り合わせ。甲側にはクローユニットがポリキャップ接続してあり、ヒジ横を起点に開閉します。設定ではここにビームサーベルが仕込んであるんですが、キットでは残念ながら省略。動力パイプは2本一体の貼り付け式です。



左から、展開状態のクロー、ビームサーベル、閉じたクローとゲンコツ、MS用肩関節軸とMA用肩関節軸。

 手首は、左右とも平手とゲンコツが付属。親指以外の4本は、関節が一つ減らしてある独特のデザインです。人間とは異質な印象を受ける一方で、一つの節が通常のMSよりも長いためナマっぽい印象も兼ね備えており、実に魅力的。も、アーマーが無く真四角を避けた、素手らしいシルエットなのです。ゲンコツはほとんどサーベル持ち手扱いなんですが、こちらも関節が少ないため、他のMSとは握ったシルエットが全くの別物。地球圏の外からやって来た雰囲気を感じさせる、重要パーツですね。



 クローユニットは、クロー基部まで一体のグレネードランチャー砲口をハサミ込んでの左右貼り合わせ。赤い部分は色分けしてあります。ポリキャップでヒジ付近に接続してあり、起き上がる様は簡易ながら副腕と言えそうです。MA時には取付位置を差し替える事で肩アーマーに密着、腕が縮んだ様に見せかけて実は縮んでないという、面白いギミックを採用。腕の構造が可動に専念出来たのは、このアイデアのお陰ですね。



 クローは、ユニット前面に折り畳まれた状態をフタ状パーツとして貼り付けて再現。展開状態の物は、親指を単独で、2本指は一体でパーツ化してあり、差し替えて再現します。根元はそれぞれボールジョイントで、2本一体の指も切り離せば独立可動してくれそうですね。(試してませんけど。)指の角度に変化が付けてあるので、左右のクローを入れ替えただけでポーズが変わります。



HGUCジオ(左)、HGUCゼータガンダム(右)との比較。ジオは借り物のため、シールを貼りスミ入れしてあります。

 甲羅(トランスフレームシールド)は、表裏2枚を貼り合わせ、変形アーム先端のC字形ヒンジに接続。裏面パーツをハメる時は、後部カメラの裏側の細い部分が引っかからない様に注意して、完全に押し込みましょう。裏面にはゴチャメカの表現が入っています。



 スラスターユニットは、上下貼り合せた前部メガ粒子砲を、さらに上下からハサミ込む構成。メガ粒子砲パーツは後ろまで延び、下面の腕収納スペース底面の再現も兼ねています。砲口とバーニア取付面は別パーツ化。バーニアの配置が微妙に均等でなく、角度も放射状になっている等、大味にならない設計がナイス。設定ではバーニア間にスキマが有る配置なんですが、密着しそうになるまでバーニア径を大型化し迫力を増しつつも、配置を不均一にする事で奥のディテールを見せ、見せ場を損なわない様に配慮してあるのでしょう。フィンは着脱容易なので破損の心配が少なく、収納時にも重宝しそうですね。



 ユニットを支えるアームはABSパーツの組み合わせで、根元で上下に、途中で前後に、ユニット側で回転と前後に可動。根元は甲羅の横から差し込み、裏面パーツをハメ込む時に軸ピンが通る組み立てが面白いですね。肩との干渉を避けようとすると傾く方向に反らせる事になるので、もう一軸動きが欲しかった気がしますが、困る程ではないでしょう。荷重に問題なく耐えてくれるだけでも嬉しいです。



 武装は、ビームサーベルが2本付属。グリップ本体とビーム発生部を連結する2パーツ構成で、サーベル持ち手とは突起で接続。分解せず握らせたまま飾り台の下に収納出来ます。クリアーのビーム刃は2本付属。実機では収納時はコンパクトに縮んでいるという設定ですが、こちらは再現されていません。



 飾り台は別売ではなく、アクションベース2の支柱を流用した物が付属します。ジョイント先端は強度の高い角形を採用、ベースは左右2パーツを組み合わせる専用の物。裏面には4つの手首と閉じたクローを、後ろには開いたクローを、上面には余った肩関節を、横にはビーム刃を納める事が出来るという、パーツ保管ユニットでもあります。ここまで徹底した物はガンプラ史上でも珍しいですね。世の中には収納、収納と事あるごとに言いたがるレビューサイトも有りますが、話半分に聞いておいた方が・・・(汗)。まあ、これが好評なら今後のスタンダードになって行くのかも知れませんね。



いっそウェポンラック兼シールドとして持ち歩けば良いのではないかと(笑)。

 MAへの変形です。頭から機首までを押し下げ、甲羅を起こして胸と一体化します。手首を外し、クローユニットを高い位置に差し直して肩アーマーに密着させます。を一旦外し、肩関節軸をMA用のパーツに差し替えます。このパーツはスラスターユニットとモモ後部にも突起で噛み合うので、腕を取り付ける前にポジションをロックしてやります。ツマ先を閉じ、スラスターユニットに埋没する様に腕を取り付ければ完成です。



 Zガンダムでボディパーツを入れ替える方式を採用して以来、色んなキットで芯パーツや固定補助パーツを見てきましたが、肩関節軸の交換だけでここまで確実にポジションが決まるとは、実に良く出来たキットだと思います。他の箇所も、甲羅を支えるアームがMS状態で下から支えられていたり、MS時の上がった頭がアームの可動をロックしていたり、甲羅がグラつかない様に両モードそれぞれに噛み合わせを用意してあったりと、安定感が抜群です。

 噛み合わせの決まり易さも過去トップレベルだろうと思います。コツを掴まなくてもスムーズに噛み合うので、ストレスなく変形を楽しめますよ。欲を言えば頭と胸も位置調整されて、胸は甲羅と面一に、頭は埋没した感じになったら嬉しかったんですが、デリケートな箇所を残さなかった事が良かったとも思えます。ある程度の工作が出来る人なら、もう1セット買って差し替えパーツを作っても良いかもです。



HGUCジオ(左)、HGUCパラスアテネ(右)との比較。

 組立時間は1時間30分でした。大型の可変モデルという事で安定感や保持力を心配してましたが、問題なく飾って遊べます。多分、木星の重力にも耐えます(笑)。今後の展開ですが、残り一体となったシロッコ一派のMSが、いつ揃うのか?ですね。ベアッガイ人気に続いて某県くまキャラが人気の今のうちに出してしまいましょうよ、ね?楽しみに待ってます。


 おまけ



 評判を聞いて、見たい見たいと思っていたガールズ&パンツァー、DVDでようやく全話見る事が出来ました。そして戦車模型人気に波及していった事にも納得。前々から「毎週放送の戦車番組でも流さない限りファンは増えませんよ」なんて事は思ってたし周囲にも語っていたんですが、かと言ってドキュメンタリーっぽい物も違う気がしてました。また、いざ戦争が始まったりすると、世間の注目度は上がっても自分の製作意欲は下がるという経験もしましたし。

 しかしガルパンは、戦車戦を部活動、武道とする事で、避け様が無いと思っていた殺伐とした雰囲気の排除に成功。相手と憎み合う必要も無く、しかも色んな相手と次々に戦える都合の良い状況と、フェアプレーを称え合う後味の良さまで作ってしまいました。有り得ない設定が実に合理的!ただのネタでなく、その効果を確信して導入された世界観ですよね。ついでに架空の武道ゆえに誰も経験しておらず、ゆえに誰にも共感出来る、スポ根モノとしても上手い設定のアニメだったと言えるでしょう。「オレ野球部じゃないし」みたいな理由で野球アニメに食いつかない人、時々見かけるんですけど、「オレ戦車道取ってないし」なんて言う人は、多分いません。狭い戦車に役割分担した複数名で乗り込む点が、スポ根物と相性が良くキャラ立てにも有効と分析したであろう事も想像がつきます。

 また、国や軍と無関係な部活動の話にした事で、色んな国の戦車がチームを組んだり、歴史上なら味方同士だった戦車が戦ったりという「夢の対決」も可能になっている点にも注目したいですね。今回、プラモ狂四郎も同じ魅力を持っていたのだと改めて気付きました。ボクらはプラモが動く、プラモで対戦出来るという楽しさと同時に、アニメの中の敵味方関係に縛られない戦いに夢中になっていたのではないか、と。軍隊の話に女の子を配置しても、こんな話は作れなかったのです。

 戦車のプラモを語れるとは到底思いませんので当サイトでキットレビューをする事は無いと思いますが、模型史に大きな影響を与えたアニメ作品、しかも傑作。未見の方には強くオススメしますよ。アニメになった事で活躍がイメージ出来、関連本の充実で資料にも困らない(この2点、アニメプラモとミリタリープラモの、ジャンル以上に決定的な違いと思ってます)。戦車模型人気が一過性でなく、定着する機会になれば嬉しいと思います。

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 2013.7.6 健 竹史

  

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