ブルムベア」
4号突撃榴弾砲ブルムベア

エッシー・グンゼ産業 1/72 インジェクションキット


1990年頃、戦車模型をチラホラと
買い込んだ時期がありました。

いつかSF3D(現マシーネンクリーガー)の模型を改造するための
部品取りのために。

かなり不純な動機ですね。(笑)

そんなストックの中の1つです。



1999年に模型サークル「ドリームワークス零」に参加して、
ときどき課題に沿って模型を作るようになりました。

で、2000年に課題となった中の一つが「戦車」。
この10年で、戦車模型もずいぶん高額になったし、
新しく買わずに、手持ちの中から作ろうかと
選んだのが、この「ブルムベア」。

イタリア製の輸入キットであります。
おお、良く見れば、パッケージにSTマークが!
安全玩具の基準に合格しております。

手の平サイズながら、キャタピラが1枚1枚
別パーツになってたりして、けっこう精密。

キャタピラと歯車が、かみ合わないなんて、
作ってみるまで気付きませんわなあ。(涙)



仮組みしてみると、パーツが全く合いません
てな訳で、まずは歪み取りから。

上下分割の車体は、接着剤が乾くまで、
輪ゴムでグルグル巻き。

側面の装甲は、反りまくっていたので、
逆に曲げた状態で、万力で数日締めあげます。

それでも完全には治りませんけどね。

大きくても、タミヤの1/35の方が楽ですね。
(たぶん。なにしろ戦車は初めてです。)

せっかくなので、ボカシ塗装の練習台になってもらいました。

まずは全体をラッカー塗料で塗装し、2日乾燥。
その後、パッケージの塗装をマネて、
アクリル塗料で迷彩パターンを描き込みます。

さらに2日乾燥させて、ラッカーシンナーをつけた筆で、
色の境い目をなぞってボカシます。

初めてなので、あんまりうまくいきませんでしたが、
作業も終盤になって、「こうするのかな?」という
手ごたえがありました。

次はうまくやるぞー!(それで、次っていつ?)



ところで、パッケージイラストでは全ての車輪の周りが黒いんですが、
資料写真では、周りが黒い車輪が、半分しかありません。

「これってゴムタイヤだと思うけど、どっちの資料が本当?」
と、うちのサークルの戦車モデラー、Mさんに尋ねてみました。

「最初は全部の車輪にゴムタイヤを履かせていたんだけど、
戦争が長引くと、資源不足でゴムタイヤをケチるしかなくなるんよ。」

だ、そうです。

戦争は資源をムダ使いし、自然を破壊し、
輸送手段や生産設備もメチャクチャにして、
働き手も奪っていきます。これもその一例。
兵器がコレなら、生活の様子も想像がつくと言うものです。

「人殺しの道具(の模型)を作って喜ぶなんて・・・」
と、時々言われる事があるんですけどね。

兵器の模型を作る中で資料に触れ、
戦争の実態をより深く知る。
そういう一面も、あるんです。


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