冷凍怪獣ペギラ」
ウルトラQ第5話「ペギラが来た!」
第14話「東京氷河期」に登場

バンダイ 1/350 ザ 特撮コレクション


どことなくオットセイみたいな印象のキットですが、
パテを盛ってイジくってみよう!と思い立ち、
初めて作った怪獣です。
たしか95年頃の作品。

シワというか、皮のタルミを追加したら、けっこうカワイクなりました。
最大5ミリは盛りつけたパテは、全てラッカーパテ!!
プラモやってる人なら、どれだけバカな事か、分かりますよね?



小学生の頃、情景模型「宇宙要塞ア・バオア・クー」付属の
ジオングの頭に詰め物をしようと、中にラッカーパテを
ぎっしり詰めたら、1週間乾かないわ、ジオングの頭は
フニャフニャになっちゃうわで、溶剤の威力を
思い知ったものです。

その教訓から、1日1回、1ミリのペースで盛り付けて
いきました。今なら、迷わずエポパテの出番ですね。

キバは、タミヤのエポパテから削り出しました。
歯は、小さく削ってやりました。



このシリーズ、足首がハッキリと別パーツと分かるのが難点
ですね。スネと足首を、なだらかに整形すると、グッと
良くなります。あとは、ツメがピッタリ接地しないように
すると、着ぐるみらしさが増すでしょう。

この写真は、まだツメの処理は足りないくらい。



顔の表情付けには、溶きパテが重宝しました。
眠たそうなマブタにしてやります。

全身は、パテが乾いてから数種類のヤスリで
ゴリゴリしました。

なで肩を修正して、胴とモモの境目に変化をつけると、
ツルンとした印象が消え、カッコイイですよ。

直径1ミリの黒目の中に、光を描き込んでやります。
この時ボクが「面相筆」だと思って使ったのは、
今思えば、小さいだけの細筆ですね。
すっごく苦労しました。

無駄に苦労したけど、その分
すごく愛着のある作品です。




   

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