オリジナルMS「プリシーダ」
電撃ホビーマガジン「ヘイズル改コンペ」参加作品
電撃ホビーマガジン2004年1月号付録
1/144ヘイズル改 改造
ガンプラを制作するにあたって、
「プラモは実在の兵器を参考に作ると、リアルな作品になるよ」
という話を良く耳にしますよね。
でもボクは実在の兵器の知識の事は
あまり詳しくありませんし・・・
で、けっきょく中華キャノンを参考にしてみました。
実在するし。
どうです?なかなかリアルに・・・見えないのはナゼ?(笑)
ヘイズル自体は特に改造を加えず、
中華キャノンの特徴を付け足していく方向で
製作しています。
右腕の謎の武器は1/48エアクラフトウェポンセットの
ミサイルを芯に、バーニアパーツ等を組み合わせて製作。
左腕のドリルは、同じく1/48エアクラフトウェポンセットの
ガンポッドを途中で切断し、ミゾを彫って作りました。
股間のキャノンは、1/72エアクラフトウェポンセットの
ロケットランチャーに、コトブキヤの丸モールドパーツを
貼り付けた物。
キャノンの基部は積層プラ板で、フンドシ正面を
カットして垂直面を作り、そこに接着しました。
頭部そのものはヘイズルの物ですが、カメラだけは
中華キャノンのイメージにしようと思い、
エポキシパテで作ったゴーグルに丸モールドを貼り付けてみました。
プラ板で鼻も作ってあります。
腕は、デザインの似ているHGUCガンダムMK−2の物を
利用して、可動出来る様にしました。
ヘイズルの肩アーマーの内側に、5ミリのPキャップを
薄切りにして埋め込み、肩ブロックに接続しています。
(肩ブロック側のピンが、ちょうど5ミリなので簡単です。)
腕の取付軸はBジョイントに交換。ブリグリ可動します。
ウエストの左右回転にMK−2の可動軸を利用するため、
ヘイズルとMK−2のフンドシをミックスして使ってあります。
スカートは一旦バラして、裏側をエポキシパテで埋めてやりました。
フロントスカートはシンチュウ線で可動、
サイドスカートはMK−2の物から製作しました。
フンドシ後部のバーニアはコトブキヤの丸モールドに交換、
ヒザ関節の裏側は接着ラインを埋めるのではなく、
エバーグリーンのプラ材を切り出して、
ディテールに見える様に貼ってあります。
塗装には、シルバー、ズゴックのブルー、ガンダムのレッド、
黄5号、蛍光グリーン、メタルカラーのゴールド等を使用。
全て筆塗りです。
名前は「先行者」に近い意味の英語から命名。
ホントは「パイオニア」なんかが一番近い言葉なのかも知れませんが、
カッコ良すぎる気がしたので「プリシーダ」としました。