「ナッツロッカーC型」
1/76 日東 ナッツロッカー改造


ナッツロッカーのストレート組みが仕上がった日、
出来立ての完成品を眺めていたら、
もう1つ作りたくなりました。

「何か、改造してみたいなあ」と。
で、大砲を付けてみる事にしたのです。

大砲は、1/144エルガイムMK−2の
バスターランチャーをベースに製作。

タミヤの1/35アメリカ現用アクセサリーパーツセットや
M151A2ジープ、ガンダム武器セットのパーツで飾りつけました。

大砲は特大サイズなので、クレーン用のフックを
取り付けておきました。



砲塔は、大砲の取り付け基部として張り出しを追加。
そのため、装備のレイアウトの配置を、多少変更しています。

大砲が重くて、砲塔の回転はかなり遅くなるだろうと、
レーザーカノンは自由に可動する設定にしました。
(モデルでは固定です。)

それでも全方位はカバー出来ないため、
護衛される事を前提に行動します。

大砲の後部にはボンベを貼り付けました。
圧搾空気か、酸素か触媒か、
何かそんな感じの物を使って威力をUPしてるつもり。

砲塔と大砲の間には、3本のチューブを通してみました。
この辺の配管は、シンチュウ線を使ってます。
デザイン上はパイピングでも、
実は大砲をこれで支えてる感じ。

大砲を冷却する設備という事にしました。



砲弾の大きさを見せたかったので、
弾が露出したデザインにしました。

実は大砲を斜め後ろに向けた、
このポジションが走行形態。
オプチカルシーカーが正面を向いてるでしょ?
視界は悪そうだけど。

この向きが、一番大砲の収まりが良いのです。
大砲を前に向けて走ると、重さでつんのめりそうな感じです。

ジャンクパーツを切った貼ったでデッチ上げる改造は、
これが初めてでした。

ところで、スミ入れをしていると、
瞬間接着剤で付けてたパーツが、
エナメルシンナーに負けて、
ポロポロ取れていき、大慌てしました。

以来、瞬間接着剤はなるべく使わず、
プラモ用(溶剤でくっつける)の接着剤をメインに使ってます。

塗装は、先のトラブルにビビって、
ドライブラシもそこそこに、
スモークをテキトーに上吹きして済ませました。

トラブルでひとつ勉強になったのは収穫でした。
モデルグラフィックス(99年12月号)の読者コーナーにも
載せて頂き、(横山先生の辛口コメントつき!)
とても気に入っている作品です。



機体解説
ナッツロッカーC(キャノン)型

無人偵察機ノイスポッターや、上空の軍事衛星の
サポートを受け、数十キロ先を砲撃する目的で開発された。

砲撃時は車体を停止する必要があり、戦車と言うよりも、
キャノン砲の移動手段という方が正しい。

搭載するキャノン砲は、ナッツロッカーが運搬出来る
ギリギリの重量のため、
移動速度は通常タイプの半分以下。

レーザーカノンは装備しているが、
接近戦は事実上不可能なため、
護衛部隊の同行を必要とする。

また、砲塔の横にキャノン砲を配置したため、
反動の影響が出やすく、
精度が狂いやすい欠点を抱えており、
改良が待たれる所である。

民明書房刊 「S○3○ IMITATI○N」より(うそ)


先生から「大砲が大きすぎる」とコメントを頂いたので、
いつか重量オーバーを改善した
「C2型」を作らなくちゃイケナイなあ、と思ってます。

パーツ選びの段階で、もっと大きな
1/100バスターランチャーや、1/72の列車砲レオポルドを
使おうかな?なんて迷ってた事は、ナイショだよ!(笑)


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