健さんの
プラモコラム

その89 
MGガンダム4号機&5号機
の巻

1/100 MG ガンダム4号機 / バンダイ/ RX−78−4 ガンダム4号機
1/100 MG ガンダム5号機 / バンダイ/ RX−78−5 ガンダム5号機

「機動戦士ガンダム外伝 宇宙、閃光の果てに・・・」に登場)


 ボクはゲームやコミックの様な、アニメ以外のメディア展開は把握してないんで、詳しい事は知らないんですけどね、今度のガンダムは青くて、むやみに敵を撃ったりしない、優しい性格らしいですよ。でも本当に悪い奴が現れた時には、怒りのパワーで赤くなり・・・え、間違ってる?スミマセン詳しくなくって。この2体は同時開発された兄弟機で(そうそう)、互いが補い合うために対照的な武器を持ち(うんうん)、ピンチになったらシンメトリカルドッキング・・・え、これも違う?詳しくはガンダムエースの連載を読んでね。



 さてキットの話ですが、先に4号機が発売された後、一部のパーツを差し替えて色替えして、5号機が発売されました。発売決定の発表は同時に行われたと思うんですけど、4号機発売時のランナーには、5号機の名前は刻印して有りませんでした。どうせなら最初から彫っておけば・・・とも思いましたが、律義ですね。胸部ダクトと武装以外は共通です。では、各部の紹介を。

 頭部は、目とメインカメラをクリアーパーツで再現。もともと目の下に色分けが無いデザインで、あっさりした印象です。顔の左右のダクトは別パーツ。は、かなり自由に動きますね。エリが低くて干渉しにくい事も有るんでしょうが、首の軸を細く、長めにしてあるからでしょうか。Ver1.0、Ver1.5、Ver・Ka、アレックスよりも、1/100SEEDシリーズに近いです。



 ボディは、ハッチの開閉を再現。フィギュアや天井まで良く見えるので、内部を作り込むのも面白いかも。ピン穴が開いてはいますが、ハッチ裏にはモニターまで表現してあります。ダクトが別デザインなのは、メガビームランチャーを使う4号機の方が、より強力な冷却システムを必要としたためだそうです。キットではダクトの奥も再現してあるため、内部メカも、個別のパーツを用意してあります。

 ところで4号機では、フィギュアの取付けピンがスカスカでした。ウエストと腰を組み付ける衝撃でフィギュアが外れた時は、「脱出システムの再現なのか?!」と、一瞬思った程です(笑)。5号機では、ピンが少し太くなってる様で(視力検査並にビミョーですが)、フィギュアはしっかり固定されてました。4号機も今後の生産分は、安心ですね。ギミック好きな人は、ランナーに5号機の名前が刻印されてない初回分を探して・・・じゃなかった、ユルい場合は、接着してやると安心です。

 です。フロントスカートの黄色いユニット(コンバーターシステム?)は、グレーのカバーの奥に、内部メカを表現してあります。今回はフレーム内蔵ではなく、フタで隠れる部分にディテールでメカニックを表現するという試みがなされています。ここも、その一つですね。サイドスカートは、赤(青)パーツが、そのまま裏側パーツと兼用。つまり、フチだけは裏側のディテールを再現してあります。



 です。モモからヒザまでは、内部フレームを再現してあります。股関節外側にはアレックスを思わせる丸モールドが入ってます。この辺は、アレックスと同形機という解釈なのか、同時期のために似ているという解釈なのか、良く分からない所です。(少なくとも、同一の機体では無くなった訳ですよね。)モモのフレームが、どこまで似ているのか確認しようと、アレックスのモモを分解してみたんですが、装甲の取付けピンが堂々と付いている時代の製品だったため、参考になりませんでした。

 スネにはフレームは入ってませんが、側面の赤(青)いパーツの部分は、内部メカニックがモールドで表現されています。脚の内側は、白いスネパーツに直接モールドしてあり、脚の外側は、グレーのメカパーツを貼り付ける構成です。ヒザアーマーと後部のスラスターは着脱式。今回はスネ側の内部よりも、外したヒザアーマーやスラスターの裏面にメカニック表現が有る、珍しい演出です。



 足首関節は二重関節で、関節が上下ともボールジョイントのため、踏ん張りも効きますし、大胆なヒネリも可能です。って言うか、足首が360度回転出来ます。それでいて、フレーム内蔵式の他のMGモデルよりも、足首メカはゴツくて力強い印象です。足裏は、MGアレックスに近いパターンになっています。土踏まずの有無という点で、元々大きく違うので、似てる程度では有りますが。(大河原さんの元デザインだと、土踏まずが有るんですけどね。)

 肩アーマーは、側面と上面のホールドラッチが可動して、コンポジットタンクユニット(プロペラントタンク一体型の増設スラスター)の装着が可能です。このユニットと肩とで、もうスラスターだらけ(笑)。色分けは丁寧にしてありますが、細かなハメ込み部が、止むを得ず露出している所もあります。チョコチョコと塗り分けてやると良いでしょう。

肩の増加ユニットを外した状態。右肩(写真向かって左)は、上面ホールドラッチを開いてあります。
こうして見ると、ストライクガンダムとストライカーパックの関係に似ていますね。今後のストーリーの中で、肩にも各種武器を装着する様になったりして・・・(人気しだいでは、終戦後もジオン残党狩りに使ったりとかして、増加パーツを次々と投入可能です。:笑)

 です。肩ブロックは、両手持ちの武器に対応して、引き出す事が可能です。可動と言うより、変形に近いかも。肩関節前後可動が可能ですが、主に引き出しギミックを使って、射撃ポーズを取らせると良いでしょう。踏ん張れる足首と、射撃ポーズ向けの肩。今回は大型武装の魅力を活かすために、フレーム可動の制約を廃止するべきという判断で、商品仕様が決まったんじゃないでしょうか?

肩ブロックから、もう一つ肩ブロックが出てきた様な可動にご注目。関節が外れた様な、通常不可能なポーズが可能です。実際には、この引き出し機構をフルに使うのではなく、自然な方向に調整して、武器の両手持ち等に限って使うと良いでしょう。HGUCザクの足首関節と同じですね。

 ヒジは二重関節で、前腕をヒネる事も出来ます。この辺は、MGアレックスと同様の可動が可能ですね。(仕組みは違いますが。)ビームガン(アレックスはガトリング砲)の様な固定武装は、前腕をヒネらないとポーズが決まりませんから。良く動く分、関節のディテールは凝った物ではなく、保持力も最近のキットの中では、弱い方だと思います。

 前腕は、ビームガンの着脱が可能。ヒザアーマー等は単純な差し込み式でしたが、ここの取付け部はフックの様な形状で、外しにくい物になっています。外す時には、力まかせにフックを折ってしまわない様、注意しましょう。ビームガンユニットの上にシールドが付くため、シールド着脱時に一緒に外れてしまわない様、あえてキツめの機構を採用したんじゃないでしょうか?だから正しくは「外しにくい」のではなく、「外れにくい」と呼ぶべきかも。

 手首は、可動指タイプのみ付属します。ソデの部分に、ちょっと角度が付いているのがアレックス風ですね。

 バックパックは、内部メカまで作ってある、数少ない部分の一つです。内部再現が少ないと言っても、Ver1.0並みの部分は作ってある印象です。メインスラスターは内側の黄色部分を色分けしてあり、グリグリ可動します。斜め上に向いた小さなスラスターは、成形方向の制約から、同心円の中心がズレた様な、妙な形状になってしまっています。上級者は、市販の丸パーツと交換してやっても良いでしょう。

 バックパックの下にはサブスラスターユニットが有り、基部で若干可動します。プロペラントタンクはポリキャップで着脱可能。その外側にはマウントラッチが有り、ここも可動します。4号機ではエネルギーユニットパックを、5号機ではドラムマガジンを左側に装着、右側にはそれぞれの大型武器をマウントしますが、マウントラッチ自体は共通です。

 武装です。ハイパービームライフルは、フォアグリップだけABS製。ここだけグレーの色合いが異なり、妙な印象です。塗装する場合は、同じグレーで塗って良いのだと思います。フォアグリップとスコープが可動式。大河原さんの元デザインではエネルギーパック(カートリッジ)式の様ですが、今回のアレンジでは採用されていません。カートリッジ式らしいアレックスのビームライフルは、この時代では別格という事なのかも。(コクピットも別格ですもんね。)

 シールドは伸縮式。伸縮の機構は、MK−2に似せてあります。表面の青(赤)い部分は別パーツ。ハメ込みピンはシールド裏面に露出しているので、うっかり切ってしまわない様に注意!ディテールとして扱われています。腕へのジョイントは回転式。前腕のビームガンにマウントします。グリップが長いのが面白いですね。ビームガンの銃口を塞いでいないので、シールド装備状態でも発射出来そうです。ところでシールドが2枚あると、両手に持たせて新型Gアーマーをデッチ上げたくなりますね。



 ビームサーベルには、クリアー成形のビーム刃が付属します。従来のビームサーベルは、ランドセル等の穴にセットしておくのが主流でしたが、今回はランドセルのサーベルラック内部にピンが有り、ビーム刃取付け穴に差し込む方式になっています。これまでよりも、塗装面に負担をかけない、良い方式じゃないでしょうか。

 4号機の専用武装、メガビームランチャーは、カラフルに色分けされてます。ハサミ込みの組立てが有りますが、後ハメ加工しやすい様、配慮してある気がしますね。エネルギー供給ケーブルは、リード線で再現してあります。ランチャーを構える時、リード線の硬さで上手くポーズが決まらない気もしましたが、一度なじんでしまった後は、問題無い様です。腰後部にはバズーカラックの様な、引出し式のパーツがあり、ここにケーブルを通します。



 5号機の専用武装、ジャイアントガトリングは、1本1本のバレルを省略せずに再現。下面やセンサー裏には肉抜きが有るので、埋めてやると良いでしょう。給弾ベルトは、パーツを一節ずつリボンケーブルに通して組立てます。腰後部の辺りは、直線的に一体化したパーツになっていますが、4号機のケーブルの様に、腰に固定されている解釈なのかも知れませんね。(キットでは、固定はされていません。)



 ところでこのガトリング、口径はアレックスの腕部ガトリングと同じ、90ミリなんですね。口径と威力は別物だろうとは思うんですが(銃には詳しくないんで)、ちょっと意外な感じがします。



 ランチャーもガトリングも、背中右側のマウントラッチに固定したり、両手で構える事が出来ますが、可動指で保持するのは、重量的に大変です。ヒジ関節が自由に動くので、銃の後部が右肩アーマーの下に、引っ掛かる様な位置に調節してやれば、ヘタらずに安定して構える事が出来ますよ。

大型武器を持たせる時のコツは、左手の親指の位置に注意して、フォアグリップを確実に握らせる事・・・でしょうか。今回はさらに武器の後部を、肩アーマーに引っ掛けるのが有効です。特に4号機のランチャーは、グリップより後ろが長いので、引っ掛けやすいですね。5号機は、フォアグリップがしっかり握りやすいので、小細工無しでも安定が良い様です。

 組立時間は、どちらも約3時間でした。いまどき珍しい、フレームの少ないMGですが、どうせなら2体並べたいアイテムですし、妥当な価格設定かなぁ?と思います。フレームが詰まっていたら、こんな価格(HGUCのEX−Sと300円しか違わない!)での発売は無理だったでしょう。それでも、前腕やスネ後部のユニット着脱部分には、1パーツずつ、メカパーツが入っていても良かったかなー、なんて思ってしまいますけどね。

 まぁ、とか、腕・ビームガン・シールド等で、パーツの重なりが見所になってる箇所は十分に有ります。それにパーツ着脱の際に、装甲がパーツに付いて外れてしまう様でもいけませんよね。つまりボディ自体が、フレームみたいな役割になってしまってる気もするんですね。安心してパーツを着脱するには、これ以上バラせない方が良いと言う考え方も、出来るかも知れません。何より、一年戦争のMSには、完全な形のムーバブルフレームは無い訳で。

着脱可能なパーツを外すと、こんな感じです。フレームが欲しかったという意見は、よく耳にしますね。ボクもスネにフレームが入っていると、心に安らぎを感じますが。(大げさ?)
1/100SEED以降、フレームのニーズを確かめるためにも、一度フレーム無しのMGを出しておいた方が良かった、とも思います。
友人は「商品名をMGにしなければ、フレームが無くても納得する人が増えたかもね」なんて言ってましたね。受け止め方は、ユーザー各人(とメーカー)が、「どういうキットをMGと思っているか」次第なのかも・・・。

 ところでこのキット、Aランナーの黄色部分に、4号機にも5号機にも使われてない、謎の切替えが有るんですが、さらなるバリエーション展開が有るんでしょうかね?!最強のモード?中国製の、黄色の兄弟機?金色の奴?あるいは「有るんだ、6号機が・・・」(有るって!)なんて展開が待っているのか?!期待と妄想は膨らみますが、案外、海外向けの尖ってないアンテナだったりして。(笑)


おまけ

 頂き物なんですが、ハロ2を紹介します。大胆不敵にも1頭身という驚きのデザイン!カワイイですよ。話しかけたり、なでると反応します。なでられた事は、センサーで明るさを感知してる様です。耳を開閉したり、目が光ったり、喋ったり、体を揺らしたりします。体を揺らす動作は、下面からピンが出て床を押す事で動くと言う仕組みになっています。頭のてっぺんのボタンを押すと時刻を喋るんですが、その時に頭をなで続けると、セリフを連続して3つ喋ってくれます。手足は、手動で引き出す事が出来ますよ。



 遊んでやればセリフも増えます。ウワサによると、頑張って育てたら、マリュー艦長の声で喋るようになるらしいですよ。(ビミョーに大ウソ。)


2003.9.18 健 竹史

MG ガンダム4号機
MG ガンダム5号機

宇宙、閃光の果てに…機動戦士ガンダム外伝 角川スニーカー文庫
宇宙、閃光の果てに…機動戦士ガンダム外伝 1 角川コミックス・エース
宇宙、閃光の果てに…3 ifフィギュア付き限定版

1/144壮絶合体=ジェネシックガオガイガー
スターガオガイガー DXセット

勇者王ガオガイガーDVD-BOX
大河原邦男ブレイブシリーズデザインワークス
勇者シリーズメモリアルブック-超勇者伝承-

UH31 ウルトラマンコスモス ルナモード
UH32 ウルトラマンコスモス コロナモード
劇場版 ウルトラマンコスモス THE FIRST CONTACT
劇場版 ウルトラマンコスモス 2 THE BLUE PLANET
劇場版 ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス THE FINAL BATTLE
ウルトラマンコスモス 1

[HOME]

inserted by FC2 system