その43 PGガンダムMK−2の巻

   PG脅威のメカニズム(その4)





 バズーカです。グリップの基部にはポリキャップが使われ、角度が自在のために持たせやすい・・・のですが、何しろスゴイ重量のため、いつの間にか破損してしまいました。矢印で示した小さなカケラが、ポリキャップに接続する突起です。ここにバズーカの全荷重がかかるので、気をつけて扱いましょう。



 ビームライフルとバルカンポッドです。このサイズになると、フォアグリップやスコープ、エネルギーパックの着脱にまでポリキャップが使われ、グラつきがありません。バルカンポッドは、システムインジェクション成形の可動ベルトで、頭部にフィットします。アンテナも可動。



 シールドもすごいサイズです。黄色の部分まで色分けしてあります。横にあるのが、腕に接続する位置を変えるためのアダプターです。



 シールド裏面。エネルギーパックが、のぞき窓を塞いでいます。「窓から覗けないじゃないか」とも思うんですが、最近では「窓に敵の弾が飛び込んで来たら、危ないんじゃないか」と、そっちの方が気になります。(危険物じゃないのかも知れませんが。)まあ、窓は弾を撃ちつくして、サーベルでの斬撃戦に移行した後で使えば良いのかな?なんて思ったりして。それまではシャッターが閉じてるとかね。



 シールドを縮めた状態。ちゃんとレールまで再現してあり、縮め具合も、何段階かから選べるようになってます。中央のジョイントをヒネる事で、設定通りの形を維持しながら、ロック機構を仕込む事にも成功しています。てな訳で、意外と凝った構造なので、シールドだけでも、けっこう組立時間がかかりましたね。



 各種1/144と記念撮影。左からHG、HGUC、旧1/144のキット。HGUCは良く動くので、気軽に色々なポーズを取らせるには最適ですが、動くたびに、内部の機構の働きを実感出来るPGは、ぜひ一度触ってみて欲しいですね。

 高額、高級、精密なため、おとなしく飾っておくべきモデルなのかな?と思ってましたが、実際に作ってみた感想としては、手ごたえを楽しむためのモデルの様に思えました。関節を曲げた時に内部フレームがついてくる触感!持ち上げた時の重量感!指が武器を掴むフィット感!手にとって、イジってナンボの代物ですね。ぜひ、遊び倒して欲しいです。


     
本文に戻る


inserted by FC2 system