その38 HGUCデンドロビウムの巻

   デンドロビウムのできるまで(その3)





 段ボール紙に包まれて、金属板が3枚出てきました。これでコンテナを支える支柱と、機体左右をしっかり補強するのです。家具や家電製品などの部品でよく見る、金色っぽい素材です。サビの心配はないでしょう。



 支柱のパーツの内側に、金属板をセットしたところ。コンテナ基部につながる、ツメ形のジョイントの中まで、しっかり補強されてますね。左右をハメ合わせて、ビスで締め付けます。



 左右の金属版は、大型クローアームを支えます。このあと、本体(エンジン内部)の骨格を、左右の金属板をつなぐようにセットすることで、左右方向の強度を保ちます。なにしろ、ステイメン着脱のため(底面は可動)、機体の前半分には骨組みを入れる事が出来ないのです。組み立て順序としては、この時点でクローアームのセットが終了してるのが正解。あくまで資料写真です。完成後は見えにくくなるステイメンは、こんな状態で合体しています。



 大型クローアームの基部です。アームの可動は、ご覧のとおり。各可動部にはポリキャップを内蔵。スライド構造部は、こすれてもOKなように、ガタガタに作ってあります。いや、塗装の都合じゃなくて、少しでもキツかったら、並の腕力じゃ動かせないのかな?上腕カバーの保持アームだけでも、MSの手足並のサイズです。



 クローアームユニットは、金属板の内側に取り付け。ややナナメに配置されるアームを頑丈に固定するため、ビスは片側につき10本使用!それから、金属板のミゾにかみ合わせて、エンジン内部の骨格パーツを2枚、取り付けてあるのが分かるでしょうか?Iフィールドジェネレーターにつながるジョイントも取り付けてあります。



 機体後部と上面のパーツ。バーニアがデカイのなんの。解説書には、サターンV型ロケットとの推力比較も紹介されてました。そう言えば、うちにはモノグラム社の、1/144サターンV型ロケットのキットも有ったなあ・・・。あの時(当時中学生)は、あれ以上に大きなキットを買うことは無いだろうと思ってましたが。パーツ揃ってるかなあ?組んで比べてみたくなったぞ。同スケールだし。


     
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