健さんの
プラモコラム

その158
 HGUC
  
アドバンスド・ヘイズルの巻

1/144 HGUC アドバンスド・ヘイズル /バンダイ/
RX−121−2A
 ガンダムTR−2A アドバンスド・ヘイズル
「ADVANCE OF Z ティターンズの旗のもとに」に登場)


 ヘイズル改に続いて、先日発売されたアドバンスド・ヘイズルも、新規パーツを中心に紹介しておきましょう。キットはヘイズル改の成形色を変更、新規パーツを追加した物です。



 頭部は従来のアンテナ・オデコセンサーを使用せず、目と額を新規パーツのバイザーで覆います。バイザーは額への取付ピンにABSパーツを使用、外観部分はプラ製。完成後も着脱可能なので、通常のアンテナと交換したり、ヘイズル改の方にバイザーを貸してやったりしても面白いでしょう。



 このバイザーは、遠距離射撃用MSと同等の高性能光学センサーユニットという設定。実機では本来のアンテナを折り畳んでバイザー内に収納しており、取り外している訳ではないとの事。バイザー下部は精密射撃時には下にスライドして開き、バーザム風のモノアイが現れるそうですが、さすがにキットでは再現されていません。



 ジオを連想させるサブアームユニットは、フンドシ正面の多目的ラッチにマウントされるフロントスカート風のユニット。設定では上から差し込む様に接続されますが、キットでは多目的ラッチのスライド部分(前半分)を一旦完全に引き抜き、サブアームユニットを串刺しにする様に再度取り付けます。サブアーム(副腕)を展開してポーズを付ける訳ですから、外れる心配の無い接続方法を選んだのは正解ですね。



 副腕は根元からスカートの様に起き上がり、さらに裏面から前腕が展開。先端の3本ツメは1本ずつ可動し、ライフルやサーベルを持たせる事も可能です。ちゃんとトリガーに指をかけて構えられるのがナイス。根元の四角い部分は45度のラインで割れて軸回転、ここでヒネリ可動も出来る様になっています。可動部はツメも含めてABSを使用、保持力は十分です。ハッチ正面が狭くなるので、乗り降りの事を考えるともう少し前寄りの配置でも良かったかも?

取り外したサブアームユニット。青いパーツは、多目的ラッチのスライドパーツを引き抜いた物です。

 脚底部補助スラスターユニットは、足首を左右からハサミ込む2分割の構成。カカト側の分割ラインは端に寄せてあり、外観を損ねないよう配慮されています。土踏まずが大きく、ツマ先の先端(妙な表現ですけど)とカカトだけで接地するスモーの足の様なデザインですが、これもバーザムを意識した物だそうです。足裏には穴が開いていて、ヘイズル本体の足裏バーニアが露出しています。このユニットのスラスターはカカト後部のみみたいですね。足首アーマーに密着するデザインですが、クルブシの浮き上がり可動を利用すれば、開脚時の接地も問題ありません。



 強化型シールドブースターは、プロペラント量を減らして拡散ビーム砲を搭載したタイプのシールドブースター。パーツ構成はノーマルのシールドブースターに準じていますが、ノズル部分のデザインが変更になっています。新規パーツに黄色いランナーが含まれているので、キット独自のアレンジではなく実機でも変更になったのだろうと思うんですが、確認出来ませんでした。この他、ノーマルのシールドブースターもカラーリングが変更されて付属します。

左から、強化型シールドブースター、ノーマルのシールドブースター(HGUCヘイズル改に付属)、ノーマルのシールドブースター(HGUCアドバンスド・ヘイズルに付属)。

 マルチコネクターポッドはABSの2パーツ貼り合わせ。ブーストポッドの代わりに取り付けるため、従来パーツは余る事になります。これを使ってシールドブースターを2枚(ノーマル1枚、強化型1枚)背負わせる事が可能。後部中央には、ゼクアインのスネ後部にあるプロペラントタンクを取り付けられる角穴が開いています。これでこのタンクはゼクアイン専用ではなく、連邦内で広く使われていた規格品と解釈して良くなったのかな?オリジナルMSを自作する時などにも、このタンクを流用してみるのも良いでしょう。

HGUCゼクアインのプロペラントタンクを装着した状態。この他にもう一つ取付け穴があり、今後何らかの装備が発売されるのではないかと思われます。

 ヘイズル改と合わせて3枚のシールドブースターを揃えられる様になった事を受けて、巡航形態再現用の穴開きゲンコツもセットされました。これでフォールディンググリップを握らせ、両腕と背中にシールドブースター(ただし色やデザインがバラバラ:笑)を取り付ける訳です。この時、背中を反らせる様にポーズを付けてやると良いですが、飾り台が付いてないのが残念ですね。

 ボクはポーズを調整する時に指パーツが外れない方が楽だろうと思って、穴開きゲンコツの指を接着してしまいました。巡航形態を取らせるのは簡単になりましたが、今後、指を一旦外してから握らせる装備が登場するかも?!と考えると、これは少々危険なバクチだったかも知れませんね。

 この穴開きゲンコツは、ビームサーベルにもフィットします。手の甲は新規パーツですが、従来パーツと形状を統一してあるので、白いヘイズル改、紺のアドバンスド・ヘイズルそれぞれの手の甲パーツを付け替えてやれば、どちらのキットとも組み合わせて楽しめます。手の甲を付け替えずに共用したい人は、設定色を無視して手の甲を黒とかグレーとか、比較的融通のきく色で塗ってやっても良いかも知れません。

 ところで、シールドブースターは3枚装備で最大だと思っていましたが、背中に2枚、のアダプターにも2枚ずつ取り付ければ、最大6枚装備する事も出来ますね。もう何体か買って来ようかなぁ。(笑)

シールドは強引に6枚まで取付け可能。(こんな設定は無いと思いますが。)写真は5枚装備。左腕にもう1枚取付けられますが、そのためには、さらにキットを買い足さないと。(笑)

 組立時間は1時間30分でした。武器類が多いキットは楽しいものですが、良く出来た素体に増設ユニットを追加していくのも、また楽しいもんですね。テストチームのMSという事で、後のMSにつながる技術やデザインを持った装備が多数登場していますが・・・他誌連載のセンチネルMSを連想させる装備は、今後登場するのかな?!なんて、ゼクアインのタンクを見ながら思ったりするのでありました。


 おまけ




 2005年11月16日にTV番組「トリビアの泉」で紹介された「カラオケ機材のセットがプラモデルで発売されたことがある」というトリビア、ご覧になった方も多いと思います。そこで紹介されたアオシマのキット「1/12 クラリオン カラオケニューライン」が、行きつけの模型店に置いてあったので、思わず買ってしまいました。



 パーツの袋はホッチキスで箱に留めてあり、押さえの「帯」が付いています。(最近こんなキットが少なくなりましたね。)成形色は黒ですが、マイクやマイクスタンドにはメッキが施されています。面白いのは、本当にスピーカーを内蔵しており、音が出るという事。イヤホンの端子をTVやラジオ、プレーヤーに接続して使います。どう考えてもTVのスピーカーから直接聞く方が音質が良いと思うんですが、この遊び心が楽しいのです。



 箱の横には、このシリーズの商品が紹介されています。実在のラジカセやステレオを再現したオーディオシリーズ(400〜600円)5種と、外観の再現に加えて音が出るオトコンシリーズ(1200円)3種が紹介されています。



 反対側にはこのキットの紹介、実際のカラオケ機材の解説が載っています。内箱は内側にカラー印刷が施されていて、切り取って組み立てるとカラオケルームの背景になり、キットと組み合わせてディスプレイ出来る様になっています。同スケールの83’クラリオンガール(クラリオンのイメージキャラクターですね)2人の紙製フィギュアも付属。これも内箱の一部を切り取って組立てます。



 20年以上前の商品ですが、当時見た記憶もありますね。あの頃は(あの頃までは?)何でもプラモになってて、とても楽しかったもんです。たまには「車も兵器もロボットもフィギュアも禁止!」とか言って、甲冑とか扇風機とか、そんなのばかりの模型コンテストをやってみても良いんじゃないかなー、とか思うのであります。色んな物がプラモで出回ってたら、やっぱり楽しいですからね。

 ところで、なんで突然店頭に並んだんだろう?昔仕入れた物なのかな?と思って聞いてみると、放送のすぐ後にアオシマから「在庫が有りますけど、どうですか?」と連絡が有ったのだそうです。売り時を逃さず!という事なのか、反響が大きかったのか、いずれにしても、買うチャンスに巡り会えたのは番組のおかげですね。オーディオシリーズも何種類か、一緒に入荷されてましたよ。興味のある方は、今が入手のチャンスです。(箱の底のバーコードは、今回貼り付けた物なのかな?)

 で、気になるのは「懐かしいキットが、他にもメーカーの倉庫に残っているのではないか?」という事です。さぁ!欲しい絶版キットが有る人は、「○○がプラモデルで発売されたことがある」とかいうトリビアを、じゃんじゃん投稿しましょう。例えばドルバックとかね。(やめなさいって!)

2005.12.13 健 竹史

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