「男たちの大和」ロケセット見学レポート(その4)



 左舷に並ぶ機銃の後ろ側。すぐ後ろに高角砲が有って狭いもんですから、見学者が歩くうちにリベットが数個、取れてしまった様です。逆に、リベットは頭だけ貼り付けてある事が分かって面白いんですが、大事なセットですから、ぶつかって破損しないよう、注意して歩きたいものです。



 後ろに行くほど入り組んだ造りになっていて、見ごたえがありますね。



 12.7センチ連装高角砲。



 溶接跡が千切れて垂れ下がってました。ゴムひもの様に作った物を、艦体表面に貼り付けてあるのが分かります。(あるいは、シーリング用のシリコンをモコモコと盛り付けていったのかな?)大和の見学であると同時に、映画の大道具の見学でもありますから、素材の違いが発見出来ればそれも収穫。スタッフの方々の創意工夫ですね。



 省略された艦の後部から、セットの床下をのぞいてみました。



 てな感じで、先ほど見えた空きドックの扉の上を通って出口へ向かいます。それにしても、何度見てもアイアンロックスを連装してしまいますね。ところでクレーンは撮影にも使われたんでしょうかね?きっとあのクレーンにアメリカ軍機を吊り下げてブンブン振り回したのではないかと。(いや、たぶん違うって。)



 出口(ここも日立造船の敷地内)には、撮影スタッフ・キャストが毎日使った食堂があり、食事をする事が出来ます。なんともイキな計らいですよね。撮影の合い間に、ここでどんなやり取りが有ったのかな・・・なんて想像しながら、スタッフと同じテーブルで食事をするのも、見学のうちではないでしょうか。せっかくですから、何か食べて行かれては?地元のお土産、大和グッズ、大和関連の本なんかも売っていますよ。タミヤの大和プラモも売ってましたが、クレーンのプラモを扱ってるのがナイスでした。同形のクレーンかは「?」ですが、大和と並べて「なんちゃってロケセット」を再現してみるのも一興でしょう。



 2階ではロケの様子を上映。5分〜10分くらいで、繰り返し上映されています。見たばかりのロケセットの上で、こんなに真剣な撮影が行われたのかと思うと、グッときますね。12月公開の映画本編への期待も高まります。別室では小道具や衣装、艦内シーン撮影のセット、スチール写真も公開。若者向けの志願兵募集ポスターなんか、見てると切なくなってきます。



 食堂の前からシャトルバスに乗って、門まで送ってもらったら見学終了です。最後に、ボクが買ってきたお土産をひとつ。吉源酒造場さんの酒・おつまみセットです。ここで売ってるお土産には、まんじゅう、珍味、「とき」のお持ち帰りラーメン等々、ほとんど全ての物に「男たちの大和」シールが貼ってあります。カップ酒とおつまみが2つずつ入って500円ナリ。



 紙製カップの側面は、尾道の観光地図になっています。ボクは持って帰って飲みましたけど、ほろ酔い気分で散歩するのも楽しそうですね。(坂の多い町です。くれぐれも酔って坂を歩かない様に・・・。)この他にしっとりチーズケーキ「大和見てきたけぇ〜土産じゃ」と、タミヤの「軍艦雑記帳」上下巻を買って、「茶房こもん」のワッフルを食べて帰りました♪

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広島―宮島・尾道・岩国 (’06) マップルマガジン―中国
DVD大人の旅物語 「倉敷・鞆の浦・尾道の旅」

CLOSE YOUR EYES/YAMATO-男たちの大和 主題歌
ジグソーパズル954ピース 日本海軍 戦艦大和
1/700 ウォーターライン新シリーズ クレーンセット

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