健さんの
プラモコラム

その122
1/400 ビグウィグ
の巻

( 1/400 バイザックTR−2[ビグウィグ] /
電撃ホビーマガジン6周年記念特別号Vol.2付録
/YRMS−106+BL−85X バイザックTR−2[ビグウィグ]
「ティターンズの旗のもとに」に登場)



 「週刊わたしのティターンズ」・・・じゃなかった、連続付録第2弾「ビグウィグ」を紹介します。購入を検討されている方は参考になさって下さい。



 ハイザックを包み込む様な構成の、巨大な長射程ビーム兵器。スケールはガンダムコレクション(ガンコレ)と同じ1/400。飾り台が付属しており、浮遊状態でのディスプレイが可能です。



 今回もモールドが細かくて、精密感タップリです。シールド裏のディテールも再現。砲口はスライド金型を使って、穴を開けるどころか、内部のディテールまで再現しています。



 背中にはハイザックのボディをもう1体分使ってあり、2基目のジェネレーターとして使用しているという設定。動力パイプ右胸側の動力パイプ付近は余肉で埋まっている様に見えますが、動力パイプは別パーツ。ボディ自体はちゃんと作ってあるので、パイプの余肉を削り落とせば、さらにリアルになるでしょう。(余肉は強度対策でしょうから、削る場合は各自の判断で、慎重に。)



 下面。飾り台は外してあります。砲身は2パーツの貼り合せですが、接着ラインが最小限となるよう分割してあります。手首は、Zの時期のMSらしい形状になっています。ちゃんとトリガーに指をかけてますよ。芸コマ!



 両肩のロッキングアームを解除し、ロングレンジ・ビームキャノンを外せば、ハイザックを分離する事が出来ます。背景はMGハイザックの足。こんなに小さいのに、実に良く出来てます。頭部は上下方向からワンパーツ成形ですが、フェイスをスライド金型で成形、口のダクトも動力パイプも、モノアイシールドの支柱もクッキリ再現。首は左右に可動します。



 ボディはワンパーツ成形。スカートの下側にスライド金型を使って、スカートの装甲厚や、フンドシ部スラスターのクボミを再現。ちゃんとスカートの中から「脚が生えている」感じに仕上がっています。足首には角度が付いているので、そのままでは自立出来ません。

 作ってみた感想としては、「付録なのでランナー枚数も限られてるから、小さいのでガマンしてね」という消極的な物ではなく、「小ささを楽しむ」べき、優れたアイテムになっていると思いました。ビッグスケールでこそ味わえる迫力も有りますけど、全体を一瞬で見渡せる小スケールでないと、この「眺め」は味わえませんね。ちょっとクセになるかも。

2004.11.27  健 竹史

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