健さんの その415 MG 1/100 SEED世界におけるフルアーマーガンダムであり、プロトガンダムであるデュエルですが、MGの成形色を1/100キットと比べてみると、ずいぶん明度を下げてありますね。白というより、グレー。間違ってディアクティブモードを買ってしまったんじゃないかと思う程ですが。ひょっとしてコレは、G3ガンダムのイメージをダブらせてるんでしょうか?だとしたらもう、どこまでガンダム愛を注がれてるんでしょうね。 トリコロールはストライクに取られちゃってますが、構わず塗ってしまうも良し、後は・・・リアルタイプカラーですかね。ファーストで出てきた事は一通り試してみたくなる、そんな愛おしいデュエルでありますよ。 では前回やり残した、アサルトシュラウドについて見ていきましょう。 ボディアーマーは、オレンジのカバーがハネ上がり、前面中央がまるごと展開。どちらも裏面パーツがヒンジを兼ねています。中央のパーツはワンパーツ成形。乗降のために真ん中が筒抜けになっていて、こんな構造で増加装甲として大丈夫なのかなあ、とも思うんですが、説明書の解説には「ぶっちゃけPS装甲になってる本体の方がアサルトシュラウドより頑丈だしー」などと読んでるこっちが焦る様な本当の事が書いてあったりとか。 胸左右の黒いパーツは、中央パーツに左右からハメ込み、肩ヒモパーツを上から被せます。中央パーツはデュエル本体の胸スリットに接続。左右パーツと中央パーツの接続は浅いもので、分解しながら脱がせる事になるでしょう。 肩ヒモは、エリ横の出っ張りに引っ掛ける事でボディに密着。この出っ張りはMGストライクにも似た物が付いており、元々は肩関節可動時のスキマを埋める狙いの物でした。MGストライクの印象に近づけながら保持に利用する、上手いやり方ですね。何よりMGストライクを研究し大事にしている姿勢が良いし、2キットの共通性が高まるのでユーザーにも嬉しいです。 腰フロントアーマーは、芯パーツと外装の2枚重ね。ヒンジで接続してあるスカートも、裏面パーツとの2枚重ねです。本体の腰フロントアーマー左右に有る角穴に接続しますが、左右独立可動する相手なので、しっかり持って奥までハメ込んでやりましょう。
腰リアアーマーは、フロントとほぼ同じ構成。1/100では固定式だったスカートも、今回は左右独立可動します。イジっている時に一番外れやすいパーツだと思うので、ポーズ調節時には、腰の中央を前後から持ってやるのが良いでしょう。 スネ正面アーマーは、本体と裏面を貼り合わせて足首アーマーをハサミ込み。ヒザ下の膨らみは、裏面パーツを露出させる事で色分けされました。ここがスネ側面アーマーの基部になってるという解釈でしょうか?スネ内側のアーマーは、別物になってる想定のデザインみたいですね。 足首アーマーはヒンジで可動。実際に動くのは1箇所ですが、スネアーマーの下端にはアニメ設定に無い段差が追加されていて、ここでも折れ曲がる事を想定しているんでしょう。スキマから見える裏面パーツがヒンジの表現になってるみたいですし。アーマーは側面スラスターと重ならないサイズまでコンパクトにアレンジされています。 ところで、PS装甲であるMS本体の方が増加アーマーより強固である事は先にも触れましたが、特に足首は関節がムキ出しになっていて、異物が入らない様に覆うだけでも大きな意味があるのでしょうね。バッテリー残量に関係無い装甲であるという点もメリットになっているハズ。 スネ側面アーマーは、本体と裏面パーツの貼り合わせ。裏面パーツは内側の再現だけでなく、フクラハギや側面フレームに密着して、ピン穴等に頼らずにアーマーを保持する役目も持っています。スネ正面アーマーと連結すれば、しっかり安定・・・でも一応、アーマーだけを持って持ち上げたりしない方が安心でしょう。 スネ側面アーマーの後部は、扇状の部分がまるごとスイングする可変スラスターユニットという解釈になっています。ユニットの可動部は、アーマーの内側からピン接続。露出した裏面パーツとオレンジのフィンパーツで色分けしてあります。裾のスラスターに重なる配置にになっていて、大きく動かしてもスキマが最小限になる構成も上手いですね。 右肩アーマーは、内側の突起を肩フックに引っ掛ける様にして前後を貼り合わせ、上面パーツでロックします。外形はMS本体の肩アーマーに合わせて横長に変更。そのまま腕を振るとビームサーベルに干渉しますが、これはバックパックが大型化し、サーベルホルダーが胸幅からハミ出している事が原因ですね。と言うより、HGの肩関節に引き出し機構が無かった当時は、バックパックをコンパクトにするしかなかったのでしょう。制約が無くなった今ならMG(やRG)はこうなるという、時代に即したアレンジの様に思えます。サーベルの配置が斜めになったのも同じ理由でしょう。 左肩アーマーも前後貼り合わせ。間には5基一体成形のミサイルを前後から閉じ込めたミサイルコンテナがハサミ込んであります。アーマー上面は別パーツ化。前後のアーマーをミサイルコンテナが連結している構成ですが、肩フックのハメ込みだけでも一応安定してくれるので、ミサイルコンテナを引き抜いて空洞になったアーマーを再現してみるのも良いかも。前部ミサイルハッチはヒンジで開閉します。 腕アーマーは、箱状の本体にセンサーの張り出しを取り付け、筒状の袖にセンサー面の色分けパーツを埋め込みます。本体を腕の甲に被せ、袖に腕を通して連結する装着は1/100と同じ手順。ですが、手首がコンパクトになったので、親指を畳んでおけば手首を外さなくても袖の着脱が可能です。 アーマー本体の保持を、腕ハードポイントの角穴で行っている点も良いですね。角穴は使っても、その中心のハードポイント自体は未使用。1/100ではアーマーの接続にハードポイントを使って、シールド接続用のスリットを別に用意していましたが、今回はアーマーを貫通して、腕フレームとシールドがダイレクトにつながる仕組みです。シールド裏にパイピングが有ったりするのも、MS本体から何らかのエネルギー供給や制御を受けている事を強調する意図が有るのでしょう。 背部増設スラスターは、1/100では一体のユニットでしたが、今回は上下別々のユニットとしてあります。上は、スラスターユニットと上部アーマー、裏面フィンの組み合わせ。ノズルは2基一体で、筒状成形されたカバーにハメ込みます。上部ユニットは、バックパック上部スラスターのスキマに差し込んで固定し、スラスターと一緒にまるごと上下可動します。 上部ユニットの左右には、アニメ設定には無かったスモークディスチャージャーが追加されました。サーベルが斜めになったから増設出来たという感じですが、サーベルを抜く時にはうっかり手が当たってしまいそうですね。 下部ユニットは、廃熱ユニット風のフレームに左右それぞれ箱状の外装を被せてあります。やはりスラスターはカバーを筒状に成形。テールは内側から薄型ポリキャップを仕込んでおいて、スラスターで押さえます。ここが可動式なのは、飛行ポーズよりも立てヒザポーズの時に、地面に当たらないので重宝しますね。MS本体への取り付けは、スラスター上の角穴等を使っています。 115mmレールガン「シヴァ」は、回転収納式のグリップとセンサーのクリアパーツをハサミ込んでの左右貼り合わせ。前から被せる銃口は穴が小さめで、いかにも「本当はこうなっている」感じで惹かれます。全体的にデザインは大きく変更。下がマガジン、後部がバッテリーという想定でしょうか?どちらもロールバーで囲われた表現になっています。 劇中では右肩上面にマウントされていますが、今回は右肩後部に基部を配置。3軸可動のジョイントに十分な高さを与え、旋回時のサーベルの干渉を避けつつも、極力低めの配置になる様に工夫されています。仰角を取るのにも有利で、屈んだり腕にポーズを付けた場合でも正面を狙いやすいですね。 また、ジョイントから取り外してグリップを引き出し、手に持たせる事も可能です。これはアニメ設定には無いギミックですが、レーゲンデュエルガンダムが肩にマウントする代わりに、新規グリップパーツを追加し手に持たせていたアレンジを、標準で再現した意欲的なギミック。デザインの変更も、銃としての見映えを意識しての事だろうと思います。
組立時間は2時間50分でした。内訳はデュエル本体と基本装備が2時間5分、アサルトシュラウドが45分といった所です。デュエルのリファインであると同時に、ストライクで一度成立したSEED関連MGの規格をどうするのかという点でも注目のキットだった訳ですが、従来に合わせる所と変える所の塩梅が、ものすごく上手く行ってるキットだと感じました。 ポリキャップはMGストライクと同じ物を同じ箇所に使い、かなりの部分で互換性を持たせてあります。フレーム関連のランナーには「Xフレーム」の表記、同様に「Xアーマー」なんてランナーも有ったりして、今後のパーツ共用をかなり本気で考えてる様子。ガンダムが一通り出揃ったら、これはMGストライクのVer.2.0、あるいは1.5なんてのが(きみたちの応援しだいで)有り得るかも。共用した場合、あまりに切り替えが煩雑になるためなのか、2枚共通のランナーが全く無かったのも印象的でした。 今後出るキットは、敵味方ともMGストライク付属のカタパルト形ディスプレイベースに対応出来ると楽しいでしょうね。支柱先端に付けられるアダプターが有ると良いかも。
出来ればブルデュエル、レーゲンデュエルまでMGで網羅して欲しい所です。デュエル専用ランナーからアサルトシュラウドのパーツが除外出来る様になっていますが、ディアクティブモード等での本体の単品発売に備えた物なのか・・・ひょっとしたら、パーツ共用の遊びから生まれたブルデュエル、レーゲンデュエルにも、細部デザインリニューアルの予定が有るのかも知れませんね。 おまけ 2月11日から3月20日までの間、竹原市の町並み保存地区では恒例行事の雛めぐりが開催されています。ご当地アニメ・たまゆらのメインキャラクターがイベント告知ポスターに起用されている事などからファンにも注目のイベントなんですが、それに加えて先日の2月25日・26日、2日間限定の「ももねこカフェ」がオープン。アニメにも登場する「ぎゃらりい梅谷」さんで、ももねこケーキのセットが食べられるというので行って来ました。オープン前には既に行列が。カフェに改装した店舗には、アニメに登場した照る照る坊主が。そして屋根の上を見ると、OVA1巻のパッケージイラストと同じ位置にももねこ様が!!店員さんも劇中キャラのコスプレで接客してくれました。本気度が嬉しいですね。 店内には、これまでのポスターやキャラクターグッズが飾られていました。席に座ると、ぽってたんが注文を取りに来てくれました。初日の朝という事で、まだ緊張されてる様子。これを逆手に取ってシドロモドロになってくれたら、一層ぽってたんらしさが出たのではないかと(無理)。 来〜た〜!これが噂のももねこセット。ももねこ様のスケールは1/3か1/4くらいでしょうか?(←悪いクセ。)駄菓子がいっぱい添えてあって良かったです。外にはもう少し行列が続いてますが、飴玉が溶けるくらいまでは、遠慮なく歓談を・・・。 ケーキは竹原にあるケーキ屋「モンシェリ」さんが作られると聞いて、素体(?)となる瀬戸内れもんケーキを事前にリサーチ済み。こちらも美味しかったです。 同行したヨメが「飴玉がたまゆらみたいじゃねえ」などと言い出したので、開封してデコレート。(食べ物で遊ぶなとか言われそう:汗)このあと、かわいくて食べられなくなる事もなく、おいしく頂きました。お持ち帰り用5個セットを2つ買って、その場の思いつきでそのまま蘭島閣美術館&大崎下島観光へ。島の眺めは絶景でした。 翌日は、雛まつりバージョンに飾り付けされたももねこ様像を見に商店街へ。横のボードから顔を出して、並んで記念写真を撮れる豪華仕様でした。クリスマス等年中行事に合わせて飾り付けされるもので、完成直後しか素の状態を見てない様な気がします。このあと、閉店時間の迫るももねこカフェを訪れて、桜もちと抹茶のセットを頂きました。しかし地元に愛されてますね、キャラも作品も。 関連リンク お雛のももねこカフェ初日|月野ママのシンクロ日記 関連記事 その414 MGデュエルガンダムの巻 その357 MGフルアーマーガンダムの巻 その97 MGパーフェクトガンダムの巻 その111 HGUCガンダムNT−1の巻 その6 MGフルアーマーZZの巻 その78 1/100デュエルガンダムの巻 その58 1/144デュエルガンダムの巻 その63 HGデュエルガンダムの巻 その183 HGブルデュエルガンダムの巻 その91 MGエールストライクガンダムの巻 2012.2.29 健 竹史 MG デュエルガンダムアサルトシュラウド BB戦士 デュエルガンダム BB戦士 ブルデュエルガンダム 機動戦士ガンダムSEED HDリマスター Blu-ray BOX 1 デュエル・マスターズ DMR-01 エピソード1 ファースト・コンタクト BOX リアクションの殿堂 ~遺作~ MG フルアーマーガンダム MG パーフェクトガンダム MG ガンダムNT−1 HG R-12 モビルバクゥ HG R-13 プロヴィデンスガンダム ZOIDS 1/72 ライガーゼロ イエーガー たまゆら~hitotose~ボーカルアルバム、なので。 ↑「ももねこ音頭」収録! 【特典付】竹達彩奈1stフォトブック AYANA たまゆら~hitotose~第4巻 初期型 鉄人28号 等身大フィギュア マジンガーZ 等身大フィギュア マイクタイソン 等身大フィギュア 1/35 MM324イラク軍戦車 T55 エニグマ 1/50 リアルドライブ nano ランボルギーニ ムルシエラゴ 1/24 初音ミク グッドスマイルBMW Rd8 Motegi Fate/stay night セイバー・リリィさん リボルテックヤマグチ 117 アルフォンス・エルリック RIOBOT CREATION エヴァンゲリオン初号機 The Transformers:: The Complete All Hail Megatron Transformers: Drift The Transformers: Last Stand of the Wreckers ウルトラ怪獣EX バット星人 ウルトラ怪獣EX グビラ ウルトラ怪獣EX ハイパーゼットン 通常ver [HOME] |