健さんの その410 MG 1/100 ついにガンダム5機確認!待ちに待ってたヘビーアームズの登場です。しかし大火力の大型武器なのは分かりますが、腕が重いとか、あのトロワ君が、そんな弱音を吐くかなあ・・・え?ヘビーアームズって、そういう意味じゃなかったんですか?重武装のこと?失礼しました(汗)。 えー気を取り直して、早速本題に移るとしましょう。 頭部は、マスクにアゴパーツを組み合わせ、ワンパーツ成形の内部フレームに前からハメ込み。目と頭頂部カメラは一体のクリアーパーツで、後頭部カメラまでつながっています。高さが不揃いのため、採光効果は今ひとつ。ヘルメットは左右貼り合わせで、チョンマゲとバイザーを取り付ける事でロックする仕組み。アンテナと一体の耳は横から貼り付けてあり、設定通り内部から突き出た感じに造形してあります。頬のバルカンは内部フレームが露出して再現しています。 ボディです。胸は、おなじみの球体コクピットを上下からフレームでハサミ込み、ビームガトリングの胸板フレームでロックします。これまで何度も組んだコクピットですが、なんだか作業ポッドに見えてきました。胸板フレームは2パーツを重ねる事で、銃身と周囲を別成形。面白いのは胸上面フレームで、肩関節のフチ取りまで一体化してあります。前と上に引き出せる肩関節の構造自体は他のガンダムと共通ですが、このフチ取りをくぐらせる様に器用に組み付けます。
首は、コクピットにハサミ込んだ芯が前後可動。エリは上から取り付けます。エリ横のマシンキャノンは、胸板フレームと背中外装とのロックを兼ねて上からセット。内部再現されたMGにとっては、胸前面の外装が無くなる(固定されない)だけでも、パーツ構成にそれなりに影響が出てくるんですね。 胸前面はビームガトリングのカバーになっていて、左右に開閉。外装の内側から青いラインの色分けパーツを仕込み、裏面パーツとボディにつながるC字形ヒンジを取り付けます。ダクトは下から取り付け。廃熱ユニットを兼ねたフタだから、これだけの厚みが必要なんですね。 コクピットハッチはC字形ヒンジで開閉。EW版はここだけで開閉しますが、TV版ではビームガトリングのカバーの一部がハッチになっています。閉じた状態でもコクピット正面にパネルの継ぎ目が通ってて防御力がやや不安なんですが、ビームガトリング発射時にはインナーハッチが露出して、ますます不安に。盛大に撃ちまくりたくなる気持ちも分かります(笑)。 ウエストです。腹巻上段は胸に下から被せて固定。下段は筒状の外装にダブルボールジョイントを仕込んであり、胸と腰に接続します。 腰は、左右貼り合わせのフンドシに腰骨を上から取り付ける構成で、今回もシリーズ共通パーツを使ってあります。フロントスカートは、一軸とボールの二重可動。裏面パーツが芯になっていて、ミサイルとミサイルハッチを仕込んで表面パーツを被せます。ミサイルハッチは少し持ち上げてから前に展開。スキマを作らないために良く見かける仕組みのヒンジですが、引き上げるフタと干渉しない様、ミサイルはスカートの厚みの中に引っ込んだ配置になっています。 サイドスカートは腰にボール接続。表面にミサイルパーツを取り付けて、引き出してから下に開くハッチをハメ込みます。前後4箇所のスラスター(ダクト?)は別パーツ化してあり、内側を裏面パーツの一部とする事で色分けしてあります。旧1/100ヘビーアームズカスタムでは、スラスターがフロントスカートに隠れてしまっていたんですが、今回はディテールに見せかけた突起を裏面に付ける事でモモから離れ、隠れない様に対策してあります。 リアスカートもボール接続。表面パーツを切り欠いて、箱パーツが直接裏面パーツに接続されています。 脚は、股関節からスネまではシリーズ共通のフレームを使用しています。モモは、外装を前後から貼り合わせ。ヒザはハサミ込み式の二重関節で、側面に丸モールドを貼り付けます。ヒザアーマーは、ヒザ関節の曲げに連動してスライド可動。装甲に1mのスキマが空きますが、おかげで内部のシリンダー表現が良く見えます(笑)。 スネは、共通フレームに専用のフクラハギ内部メカを貼り付け、本体前後とフクラハギ左右の外装で覆います。ヒザアーマーの下端はスネアーマーの一部として一体化、グレー部分は別パーツを貼り付け。ダクトは脚の内側にだけ配置してあり、別パーツの枠を取り付けます。 足首アーマーは、前後を覆っている場合が多いEW版の中で、珍しく前だけに配置されています。が、キットではダブルボールジョイントの関節途中にアーマーを取り付ける、シリーズ共通の構成を採用。横に丸モールドを取り付け、前からアーマーで覆っています。 後ろはオープンにする訳にはいかないし、どうなるんだろう?と思ったら、スネ内部メカの下端にワンパーツ付け足し、これを関節パーツに取り付けて解決しています。設定ではアキレス腱しか見えない足首後部ですが、キットではスネ下端から内部メカがチラリと見える事になりました。あくまで設定画の通りが良いという人もおられるでしょうが、構成が統一されているとシリーズ内でパーツをミックスして遊びやすいんですよね。フレームの共通性も保たれ、実感としての設定再現度は高くなると思います。 足首です。ツマ先は、主に伸ばす方向に可動します。クルブシにハサミ込んだ可動パーツを、クツと足裏で上下からサンドし、甲とグレーパーツを取り付けます。カカトは後ろから取り付けた上部の白パーツを、下から取り付けたカカト本体がロックしています。 肩アーマーは、肩ブロックを前後からハサミ込み。同時に上部のフックもハサミ込んでおき、コンテナハッチ用のヒンジ受け、上面外装、外側の張り出し、スラスターを取り付けます。フックの役目は知りませんが、開いて対になりそうなパネル表現が肩上部に追加されています。ミサイルコンテナになっている前面には発射口を貼り込み、ミサイルを前からセット。ミサイルは2〜3基ずつまとめて成形してありますが、細いツナギをカットすれば、1基ずつの着脱も可能です。 肩アーマー後部のミサイルコンテナは、軸回転で肩幅の外側に展開。C字形ヒンジで上に開く前面コンテナハッチの裏も、ミサイルコンテナになっています。どちらもミサイルを全弾一体成形してあり、コンテナ底面に取り付けて発射口パーツで覆います。 腕は、肩関節から前腕までシリーズ共通のフレームを内蔵。上腕は外装を筒状に成形してありますが、外側を高い位置までカバーしている上端が、ヒネリ可動の時に肩アーアーに干渉します。肩をハネ上げれば解決しますが、そのままヒネれたら、よりストレスなく遊べたでしょう。ミサイルコンテナを頻繁にハネ上げる事もないと思いますし。 ヒジは二重関節。横の丸モールドは別パーツ化してあり、上腕下端に取り付けます。
前腕は、外装本体と袖を筒状に成形してあり、フレームに通します。この構成だとイジってる時に外装がズレる事が多いですが、このキットの場合は対策が施してあるのか組んだ時にパチンとハマる感触が有り、実際ズレにくく安定して遊べる様です。両腕とも外側にハードポイントを内蔵。スイング方向を限定した手首カバーを取り付けます。 手首は親指だけ可動式で、残り4本の指をまとめて差し替える事でポーズを変更する、シリーズ共通の物。指のオプションは左右とも、ゲンコツ、突起アリの持ち手、突起無しの持ち手、平手が付属します。 バックパックは、ガトリング用のマウントアームが可動。アームの途中では動かず、折れ曲がった造形のまま根元で可動するアイデアは旧1/100ガンダムヘビーアームズカスタムとほぼ同じ。2軸可動が1軸可動になったという違いは有りますが、荷重にも強い、良いアイデアですね。 マウントアームは2パーツ貼り合わせで、可動と武器の着脱を担当する後面パーツだけABSを採用。バックパック本体は表裏2パーツを貼り合わせ、丸モールドは内部パーツを露出させてクッキリ再現。4基のバーニアはボール可動します。
武装です。ビームガトリングは、6本の銃身を2本束×2と1本×2に4分割、スキマを再現しています。前から銃口をハメ込み、後ろを機関部にハサミ込み。フレームで左右を囲んでグリップ、センサー、フォアグリップ、機関後端を取り付けます。グリップは厚み部分に指内側の突起を差し込むのではなく、指と突起の間に収まる厚みにする事で穴無しでの保持を実現。フォアグリップはC字形ヒンジで可動し、両手持ちに対応します。 ところで、説明書ではビームガトリングとなっていますが、実体弾式の様に記述されている資料も有る様ですね。つながっているのがエネルギータンクとケーブルなのか、弾倉と給弾ベルトなのか・・・ここでは説明書に準じましょう。 エネルギータンクは2パーツ貼り合わせと上部・側面の4パーツ構成。ケーブルはランナー2枚分のカバーにリボンケーブルを通した可動式。先端は2パーツでリボンケーブルをハサミ込む構造ですが、リボンケーブルが抜けて分解しやすく感じるかも知れません。
シールドは、本体と裏面パーツの2パーツ構成。裏面パーツがフレーム状になっているのは、ただでさえ重いビームガトリングに取り付けた際の重さを抑えるためかも知れませんね。ビームガトリングを介さず、腕に直接取り付ける事も可能です。 アーミーナイフは、回転式の刃を両面からハサミ込む組み立てで、前腕のハードポイントに取り付け。TV版では腕の後面に配置された固定装備でしたが、EW版では側面に移動、着脱式となっています。ヒジの曲げ方向との関係で、TV版よりも肩に干渉しやすく窮屈に感じるかも・・・いや、後面に配置して、すぐ後ろのタンクを突き刺してしまうよりはイイかな。 スネ横のミサイルコンテナは、箱状に成形した物を2つ連結。フクラハギの最もふくらんだ部分にあるハードポイントに、上のコンテナの突起を接続します。全弾一体成形されたミサイルを前から差し込み、発射口パーツを被せます。C字形ヒンジで開閉するミサイルハッチは全てのフタが均等な形になり、旧1/100ガンダムヘビーアームズカスタムよりも見映えが良くなっています。 さらに選択式で、隠しビームサーベルまで付いています。これは機体をヒイロに貸した時に、トロワが仕込んでおいてくれた奥の手装備。こだわりたい人はウイングガンダムを買って、コクピットのフィギュアをヒイロに乗せ換えておくと良いでしょう(笑)。左前腕を組み立てず、代わりに左右貼り合わせのサーベルホルダーでヒジ関節をハサミ込み、サーベルをセットする構成で、ビーム刃は付属しません。それにしてもトロワ君、こんな凝った事しなくても、ヒザのスキマにでも隠しておけば(略)
組立時間は3時間でした。過去にも後期型でキット化され、1/100、1/144とも優良キットでしたが、各部の開閉が差し替えも無く、スムーズに行えるのは、さすがMGといった感じです。再現出来る事だけでなく、そのスムーズさ自体が楽しいですね。
ランナーを見ると、除外や色替えでヘビーアームズ改に対応した切り替えが配置されていて、今から発売が楽しみになってきます。きっとピエロのマスクまで色分けされた素晴らしいキットが・・・え?ちょっと無茶でした?待ちきれない人は旧1/100ガンダムヘビーアームズカスタムのダブルガトリングガンを持たせて雰囲気を楽しむと良いと思います。手の甲が厚いのでそのままではグリップを握れませんが、手首ごと交換すれば解決します。胸はビームガトリングが4門に変更されているので、そのまま塗装しても改の状態になってくれませんけども。 おまけ 最近は100円ショップにもLEDをいくつも内蔵した明るいライトが出回っていて、車やカバンの中に常備しているんですが、先日から、工具箱にも1つ入れておく様になりました。何に使うのかと言えば、テーブルの下に転がっていったパーツを探すのに重宝するんですよ。安価な物ですし、落としてから慌てて懐中電灯を取りに行くんじゃなくて、日頃から横に置いて作業すると大変便利です。完成後も、パーツを差し替えたり、フタパーツを外したりする時に、うっかり転がっていく事が多いですからね。床が明るめの色だったら、そんなに必要を感じないかも知れませんが・・・。 関連記事 その101 MGカトキ版ウイングガンダムの巻 その119 MGウイングガンダムゼロEW版の巻 その348 MGウイングガンダムの巻 その349 1/100ウイングガンダムの巻 その363 MGガンダムデスサイズEWの巻 その371 MGガンダムデスサイズヘルEWの巻 その373 MGシェンロンガンダムEWの巻 その380 MGガンダムエピオンEWの巻 その400 MGガンダムサンドロックEWの巻 2012.2.11 健 竹史 MG ガンダムヘビーアームズEW D-スタイル スターガオガイガー MG デュエルガンダムアサルトシュラウド 1/100 ガンダムヘビーアームズカスタム 1/144 ガンダムヘビーアームズカスタム 1/144 ガンダムヘビーアームズ Gジェネレーション ガンダムヘビーアームズ トロワ(Toroyes) BURTON(バートン) METALHEAD PACK FW D-Arts タナトス 魔動王グランゾート スーパーアクアビート リボルテックヤマグチ エヴァンゲリオン4号機 ガンダム・パーフェクトファイル 2012年 1/31号 ガンダム・パーフェクトファイル 2012年 2/7号 超時空要塞マクロス Blu-ray Box Complete Edition HG R-08 カラミティガンダム HG R-09 フォビドゥンガンダム HG R-10 レイダーガンダム 小池 唯オフィシャルカードコレクション sweet chocolat BOX 劇場版 仮面ライダーオーズ・海賊戦隊ゴーカイジャー3D(Blu-ray) 海賊戦隊ゴーカイジャーVS宇宙刑事ギャバン オリジナルサウンドトラック スーパー戦隊+宇宙刑事 渡辺宙明ベスト ミュージックファイル 海賊戦隊ゴーカイジャー 全曲集 KANZENお宝ソングボックス 仮面ライダー生誕40周年×スーパー戦隊シリーズ35作品記念 40×35感謝祭 Anniversary LIVE & SHOW ガンパワーHFC134aガス 400g キャロム ASG・モデルガン:ガンブルーペン Canon デジタル一眼レフカメラ EOS Kiss X4 ダンボール戦機 ナイトメア ウェポンユニット28 インパクトエッジ エイリアン ビッグチャップ キャラクター箸 [HOME] |