健さんの その412 HG 1/144 アセム編、始まりましたね。謎多いと言うより背景不明のまま進んできた物語ですが、今後は敵の状況もより詳細に描かれて、ドラマ面でも絡みあっていく様になるんでしょうか?期待したいと思います。アセムの物語であるだけでなく、フリットの物語としても続いていく様で、そちらも楽しみです。彼が敵に対して態度を硬化させるドラマに合わせて、敢えて「分かり合える人」である「ニュータイプ」とは別の、「Xラウンダー」という言葉を用意した様にも思えますし。 ではそろそろ、本題に参りましょう。ものすごーく個人的な事ではありますが、なかなか時間が取れず更新が遅れがちなボクとしては、たまに登場前に記事をUP出来ると、なんだか心が安らぐ気がしますね(笑)。 頭部は、目からアゴまで一体の赤パーツにマスクを被せ、頭の芯になっているグレーの頬パーツにセットします。ヘルメットは前後貼り合わせ。チョンマゲ横のグレーパーツは、AGE−1で行っていた目の色分けを兼ねた分割ではなくなりました。 頬ガードとバイザー、アンテナは一体で、前から取り付け。リボーンズガンダムに似た構成ですね。ハメ込みが少し緩い気もしましたが、多少外れやすくする事で、変形時やポージング時の破損を防いでいるのかも知れません。頬のグレーパーツはアゴの下まで回り込んだデザイン。これも変形時にアゴパーツを保護する狙いがあるんじゃないでしょうか。オデコセンサーは、顔の赤パーツがバイザーの穴から露出する事で色分けしています。
ボディです。胸は前後貼り合わせで、二軸スイング式の肩関節と、エリ・ウエストの変形機構をハサミ込んであります。ウエストは引き下げて後ろに折り曲げる様に変形するんですが、従来から有る四角い関節用ポリキャップをスライド部に利用。MS形態(押し込んだ位置)では壁に密着して回らないポリキャップが、ピン部分をハメ込んだレールに沿って引き下げると、周囲がオープンになって後ろに曲げられる様になります。この仕組みで腰が背中に移動、突起とスリットで連結する仕組みです。 エリは、前端がヒンジになっていて下に倒れる構造。これで変形時に頭部を胸に引き込みます。MS時には、押し込まれたウエスト変形用のポリキャップ(と肩関節)がエリを下から支え、下がらなくする仕組みです。
胸の白いガードとダクトは正面から取り付け。Aの文字(アスノ家のイニシャル?)が表示されるディスプレイパネルは裏から仕込んであります。角穴が開けてあり目を引きますが、変形時にはここにグリップを差し込んでライフルを連結する仕組みです。 ウエストは、縦にワンパーツ成形。上は変形時の引き出し・折り曲げギミックのため、MS時には固定式となっています。下は球体ポリキャップで腰に接続。引き出し可動出来ますが、股関節の横スイングも併用してやると良いでしょう。 腰です。フレームは、股関節取付用のポリキャップを閉じ込めて縦に重ねる構成。フロントスカートは切り離せばボール可動にも出来る、左右一体スイング式。黄色パーツは表面から貼り付けます。サイドスカートは、可変式のウイングをハサミ込んでの2パーツ貼り合わせ。腰への接続は、角形のポリキャップを使った一軸可動で真横にのみ可動。ポージングの際には動きが若干窮屈に感じますが、これは変形時に180度起き上がり、脇のラインと一体化するためです。 リアスカートは、黄色いフィンをハサミ込んでの表裏貼り合わせ。両端はサーベルラックになっていて、表面中央のスリットにはライフルをマウント可能。スカートまるごとエネルギーをチャージするユニットになっているのかも?ポリキャップで後ろにスイングしますが、少し引き出せば左右にも動かせる様になります。利用すればウエストのヒネリを大きく見せる事が出来るかも。 脚です。股関節軸は前後左右に一体スイング。下面はフタ付きの飾り台取付け穴になっています。股関節はポリキャップを使った、軸可動の組み合わせ。メカ色ですが、モモのラインと連続した造形になっています。 モモは、芯パーツをハサミ込んでの前後貼り合わせ。ヒザアーマーがスネ側ではなくモモ側と一体化しているのが目新しいと思います。変形時にモモとスネのボリューム比を近づける事が出来ますし、関節保護にも都合良く、もしかしたらヒザ下面がスラスターになってるんじゃないかと想像させたりして、いろんな意味で面白いですね。モモにスラスターを配置すると、スネの場合よりも推力が機体の重心に向かいやすく、効率が良いんじゃないかと思ったりします。 ヒザは、上がモモフレームをハサミ込み、下が後ハメしたスネ側で可動する二重関節。ヒザを曲げると、関節下のスキマが前後から丸見えになるのは、ヒザアーマーがスネ側に付いてないこの機体ならでは。 スネは、ヒザのポリキャップと足首アーマーをハサミ込んでの左右貼り合わせ。後ろに貼り付ける青パーツが分割ラインを隠してくれます。ヒザ後部の張り出しは、変形時にゲンコツが収まるスペース。手足のラインが揃って一体化する事で空気抵抗が軽減されていそうですし、脚が外側に移動する必要性も感じさせてくれます。 足首関節は、スネにハサミ込んだポリキャップで前後スイング、下から差し込んだ丸ピンでヒネリ、横を大きく切り欠いたクルブシ部分で開脚に対応という、AGE−1ノーマルに準じた構成。ボールジョイントを使ったクルブシは前後にもある程度動いてくれます。 足首アーマーは、山形アーマーの先端にプレート状アーマーが付いたデザイン。実機ではプレート状アーマーだけでも可動するのかも知れませんが、キットでは一体になっています。ヒンジ位置が高いので大きく開き、足首関節の動きを妨げません。 足首は、左右貼り合わせの本体に後ろからカカトを被せ、ワンパーツ成形のツマ先を後ハメします。ツマ先可動部のD5パーツは、ポリキャップPC10と同形。余ったポリキャップをストックしている人は、交換してやっても良いでしょう。
肩アーマーは、肩ブロックを前後からハサミ込み。その上に、前後スイング出来る上面ユニットがピン接続してあります。上面ユニットの前後には、可変式のウイングが接続してあり二軸可動。側面にはサイドアーマーがハサミ込んであります。ウイング基部の接続に使ってあるD16パーツですが、ピン穴が貫通していても気にならないという人は、手持ちの同形ポリキャップPC1に差し替えてやっても良いでしょう。 ウイングは、途中の継ぎ目で厚みの変化の付け方を変えてある凝った造形。前縁を薄く、後縁を厚くしてあり、翼というより刃の様な印象ですね。その一方で、スジ彫りで区切られた安全突起はフラップの様な機能性を感じさせ(略)。 腕です。肩ブロックは、ポリキャップをハサミ込んでの前後貼り合わせ。上腕は筒状のワンパーツで、上部に薄型ポリキャップを仕込んで肩ブロックのピンと接続。ヒジにつながる芯パーツは、今回も上腕パーツとミゾで噛み合う仕組みです。 ヒジは、シリーズ恒例の左右貼り合わせ式。ハサミ込んだ薄型ポリキャップと、前腕差し込み部で可動する二重関節です。 前腕は、ヒジと手首のポリキャップをハサミ込んでの左右貼り合わせ。筒状の袖パーツは今回もシールド保持用のスリットが設けてあり、向きを変えて差し直す事でシールドの取付位置を変更出来ます。大きさに余裕があり、ゲンコツを外さなくても引き抜けるので、扱いやすいと思います。 手首は、左右の穴あきゲンコツと、完全に握った左手、開いた左手が付属します。サイズやデザインはAGE−1ノーマルと共通。スイングを考慮した手首関節のデザインも引き継がれ、開いた手は角度を付けた造形となっています。 バックパックは、ウイングまで一体で成形してあり、後ろから取り付け。コアランダーでも合体しそうな背中の穴を塞ぐ様な配置になっているので、今後の展開を期待してしまいましたが、どうやら穴はエリの上下可動のストッパーだった様です。もっとも、変形時に腰を固定するスリットや、その上の角穴を使えば、背負い物を追加出来そうにも見えますが。
武装です。ハイパードッズライフルは、可動式のグリップを本体左右でハサミ込み、上に固定式のカバーを、下にハサミ込み式のスライドカバーを取り付ける構成。後端には二股のストック(?)が出ていますが、これは向きを変えて差し直す事で内部に収納出来ます。 変形時には機首になるという設定で、側面には整流板も付いています。グリップは真後ろに起こしてジョイントに変化、胸に差し込んで固定します。銃口は近年では筒状の別パーツになっている事が多いですが、敢えて別パーツ化しない事で根元の強度を確保し、ブンドドして遊ぶ時に破損する危険性を軽減しているのかも。
ビームサーベルは、グリップとツバの2パーツ構成。リアスカートの両端に内側から差し込んで固定するという、狭くて扱いにくい固定方法となっています。クリアーのビーム刃は2本付属します。 シールドは、本体と表面パーツを貼り合わせ、回転式のジョイントで袖のスリットに接続。グリップの無いコンパクトなデザインとなっています。フラッグのディフェンスロッドみたいに回転させてもいいかも?
ストライダーフォームへの変形です。ウエストを引き出し、肩をなで肩にする事でエリの支えを解除、頭部をエリごとボディに押し込みます。ウエストを後ろに折り曲げ、リアスカート上端の突起を背中のスリットに差し込んで腰のポジションを固定します。サイドスカートを上(飛行時の前)に180度回して胸の下に移動、ウイングを引き出します。股関節ごと脚を引き抜き、変形用の保持パーツに脚を付け替えて、脚幅が広がった状態にしてから再度腰に取り付けます。 ヒザは後ろに階段状に折り畳み、ツマ先を伸ばします。腕は一度取り外し、肩アーマーを倒して側面を覆い、肩関節軸に付け直します。ゲンコツがヒザの後ろにマッチする様に位置を調整、ウイングの向きを整えます。ハイパードッズライフルのストックを差し直して収納、グリップを真後ろに向けて胸の角穴に差し込み、ボディと一体化させれば変形完了です。 肩アーマーを回転させるために一度分解する仕組みになっていますが、オープニングでの変形シーンを見ると問題なく変形していましたね。本来はレイダーガンダムの様に肩ブロック上面に丸モールドが有るのが正しいけれど、HGサイズで関節軸を通す穴を利用して表現する事も想定された上でのデザイン、という事でしょうか。また、頭が半分露出して、飛行時にも同じカメラを利用している点が特徴的ですね。せっかくの高性能センサーを変形時に引っ込めてしまうのは勿体無いですし。(あるいは従来のガンダムは高性能だからこそ引っ込めて保護していたのかな?)この機体の場合、ライフルの狙いを定めている様な配置になっていて、ますます面白いです。
飾り台は、左右2パーツを貼り合わせたベースに、回転式の支柱を差し込んだ3パーツ構成。裏面には余った手首を収納出来、ベースの後ろには変形時・MS時に余った股関節パーツ、フンドシのフタパーツを取り付けておく事が出来ます。取り付けた余りパーツが目立つので、グレーで塗装するのも良いかも知れません。支柱の先端には上向きと横向きの差し込みピンが有り、MS時・変形時どちらでも飾る事が出来ます。肉抜きされた支柱は回す時に少しヨジれる感触が有るので、もう何箇所か補強リブが有っても良かったかも。出来るだけ根元を持って回しましょう。
組立時間は1時間20分でした。変形ギミックに加えて、MS時にもウイングの動きでシルエットが様々に変化するので、いつまでイジってても飽きないモデルになっています。今後の展開ですが、既にダブルバレットに換装したデザインが紹介されていますね。頭部パーツが除外出来る様になっているので、他にも何らかのバリエーションが期待出来そうです。背中にも股間にも穴が有るし、脚幅も広がるし、ここにブースターでも合体するとかですね。いっそギャプラン頭の同型機が出てくるとか。ヒロインのMSと合体して空飛ぶ電池と化す、なんてのも良いかも知れません。(笑) 関連記事 その396 HGガンダムAGE−1ノーマルの巻 その397 AGガンダムAGE−1ノーマルの巻 その398 HGガフランの巻 その399 HGジェノアスの巻 その401 HGガンダムAGE−1タイタスの巻 その402 AGガンダムAGE−1タイタス&スパローの巻 その405 HG Gエグゼスの巻 その280 HGアリオスガンダムの巻 その94 HGUCギャプランの巻 その93 HGレイダーガンダムの巻 2012.2.1 健 竹史 HG ガンダムAGE-2 ノーマル AG ガンダムAGE-2 ノーマル ゲイジングビルダー ガンダムAGE-2ノーマル マブラヴ 不知火・弐型 富士教導団「イスミ・ヴァルキリーズ」所属機 超合金魂 GX-61 ダイオージャ ヱヴァンゲリヲン 1/100ネルフ司令官専用垂直離着陸機 ゲイジングキャリーケースDX 機動戦士ガンダムAGEオリジナルサウンドトラック Vol.1 ガンダム・パーフェクトファイル 2012年 1/17号 1/200 アメリカ空軍 全翼重爆撃機 YB-49 1/72 アメリカ海軍 無人爆撃機 X-47B 1/350 海上自衛隊 潜水艦 SS-501 そうりゅう ダンボール戦機 LBXカスタムエフェクト 1 ダンボール戦機W ペルセウス&RS TVアニメ ダンボール戦機 LBXカタログ#1-24 【ムービー・マスターピース】 アイアンマン・マーク1 (2.0版) えっくすきゅーと8th 魔女っ子みう リトルウィッチ オブ ザ ウォーター Fate/Zero セイバー&セイバー・モータード・キュイラッシェ おねがい☆ティーチャー Blu-ray Box Complete Edition おねがい☆ツインズ Blu-ray Box Complete Edition たまゆら~hitotose~第2巻[Blu-ray] シャア専用「ガンダムロワイヤル」公式ガイドブック SUNRISE ART WORKS天空のエスカフローネ SUNRISE ART WORKSカウボーイビバップ 戦え!超ロボット生命体トランスフォーマー2010 DVD-SET Transformers 2012 Broschuerenkalender ビーストウォーズII DVD-BOX figma 天体戦士サンレッド ヴァンプ将軍 シェリル・ノーム (シャイン・オブ・ヴァルキュリア) VANQUISH PLAY ARTS改 サム・ギデオン [HOME] |