健さんの
プラモコラム

その318
 MG ガンダムアストレイ
 ブルーフレームセカンドリバイ
の巻

 MG 1/100
 MBF−P03R
 ガンダムアストレイブルーフレームセカンドリバイ
 バンダイ
 「機動戦士ガンダムSEED VSアストレイ」に登場
2009年10月発売 税別初出価格4800円



 コレクションキットからHG、1/100、PGまで・・・さらにはBB戦士も有りましたね。ガンプラの中でもスケール的なラインナップには特に恵まれた機体の一つ、アストレイが、ようやくMGで登場です。繰り返しキット化される事でのノウハウの蓄積に加え、ある程度のバリエーション展開と新設計による派生機キットの発売まで行われ、総決算となる事の多いMGを出すには、理想的な発売順序かも。しかもオプション装備や改造強化を繰り返し、もう7年もシリーズが続いているんですね。ただ長年待ったのではなく、アプローチを継続してきた機体。傑作キットを期待するなという方が無理という物でしょう。てな訳で、早速本題へ。



 頭部は、ポリキャップを前後からハサミ込んだフレームに、上と横から外装を被せていく構成。人間っぽさを狙っているのか、丸っこいフレームの形が印象的です。アゴはフレームと一体。オレンジのクマドリとマスクは前から取り付けるんですが、クリアー成形のは先に閉じ込めるのではなく、最後にハメ込みます。外形で固定出来るのでピン等は不要ですから、中から組み込むよりも省スペース化でき、小顔のガンダムには向いているかも。頭頂部を通って後頭部カメラまで一体成形されているので、小さくて持ちにくいという事も有りません。



 チンガードは、側頭部アーマー前端と一体成形。単独パーツ化してあった1/100セカンドLでは、実際に顔と外装の間に取り付けていたため、デリケートな上に密着感がイマイチでしたが、今回はアゴの下だけに配置してあり、頬の横が外装に密着しています。側頭部アーマー前端を正面から成形出来た事で、イーゲルシュテルン(頭部バルカン)の再現度も向上しました。

 チョンマゲは、アンテナパーツを芯にして前後貼り合わせ。上面のセンサーは、表からクリアーパーツをハメ込みます。



 は二重関節。外装を筒状に成形してあり、メサイアバルキリーの様に芯パーツに通します。首後部のディテールはパーツを貼り付けて再現、丸みを帯びたアレンジは頚椎を連装させます。

 ボディです。は水平方向に成形された芯パーツに、上から二軸可動式の肩関節を取り付ける構成。起点が前寄りに配置され、前に大きく引き出せる肩関節となっています。三角に盛り上がった肩関節のコブは、関節軸を上下からハサミ込んである、HGダブルオーシリーズの胸脇ユニットと同じ構成。ボール接続してあり関節軸に程良く追従するので、肩を前に大きく引き出した時でも、コブ自体は前に傾かず、極端な印象になりません。



別売のアクションベースを使用しています。
このキットにアクションベースは付属していません。

 胸板は、胸ユニット前方から内部パーツを取り付け、上と脇から装甲を被せます。内部や装甲同士のスキマが映えるデザインで、MG化を待ち続けただけの満足感が得られると思います。

 ウエスト上段は、フレームをワンパーツ成形。内部はコクピットになっています。凱のフィギュアは素顔にサングラスで、本人と分かる程に細かく再現。ウエスト左右から被せる黒い外装にはスキマが設けてあり、青い内部フレームがチラリと見える仕組みになっています。脇下のシリンダーも単独パーツ化され、中に仕込んであります。



凱のフィギュアは、立ちポーズの物も付属します。

 コクピットハッチは、アームで上に開きます。アーム裏にはメインスクリーン(?)も再現されてますよ。

 ウエストは、コクピットの後ろで左右スイング。ABS関節はポリキャップと違って閉じ込めるスペースを必要としないので、内部再現と可動が両立しやすいのが良いですね。前後可動は、ウエスト下段からアーム風の二重関節を引き出す事で、大きく可動。さらに腰との間はボール接続してあり、ボディの動きは目を見張る充実ぶりだと思います。



 背中には、バックパック(今回はウェポンラック)を引き下ろすためのアームが有りますが、2パーツを組み合わせて伸縮ギミックを内蔵、根元(下側)がボールジョイントになっています。ウエストを前後左右に動かすと、背部ハードポイントに接続された上側との距離が変化するため、アームの長さが変化する必要が有るんですね。

 は、左右貼り合わせのフンドシを芯に、各パーツを組み付けていく構成。C字形をした腰骨のフレームは、後端でフンドシにボール接続。これにフロントとサイドのアーマーを取り付けてあり、モモを大きく上げる時には、アーマーが腰骨ごと移動して干渉を避けられる仕組みになっています。1/100でフロントアーマーと一緒にスイングしていたフンドシ前部は、固定式となりました。



 サイドアーマーはワンパーツ成形。ずいぶんコンパクトに造形されています。差し込み穴等は無く、今後のバリエーションキットで装備をマウントする場合は、新規パーツが付属するのかも知れませんね。

 リアスカートは、テールスラスターごとポリキャップでスイング可能。今回は腰後部にパワーパックアダプターを追加装備しています。1/100の様にスリット状のディテールを利用するのではなく、テール中央にハードポイントを設けて、より頑丈に接続してあります。



 です。股関節は、近年のMGで多く採用されている、貼り合わせ式の軸可動球体関節。フンドシやモモへの差し込みや、貼り合わせ部分にはポリキャップを内蔵しています。ちなみに今回のポリキャップは、ランナーの中に同じパーツを2個ずつ配置するのではなく、同一ランナーが2枚付属。今後、1個しか必要無いパーツは、切り替えを使って極力余らせない予定になっているのかも知れません。

 モモは、ヒザ関節をハサミ込んでの左右貼り合わせ。後部中央は別パーツ化してあり、分割ラインを隠してくれています。1/100では上部を別ブロックにしてヒネリ可動を行っていましたが、今回は股関節球体が三方を囲まれて埋没する配置になっていて、モモ後部にヒネリラインの無い造形となっています。もっとも、リアスカートがモモに密着して上部を隠しているため、目だった相違点とはなっていません。



 モモ前面装甲は、ヒザの曲げに連動してスライド可動。スライド部はモモに埋没してはいますが、ヒザの一部といった感じで事前に組み立て終わっているので、モモの一部である事に気付きませんでした。



 モモの装甲は、前面と側面を分割した解釈で、前面だけがスライド。側面装甲を取り付ける際にジョイントをハサミ込んでやり、アーマーシュナイダーのホルダーはモモ中央側面にマウントした格好になります。1/100セカンドLでは上端のハードポイントを利用していましたが、モモを高く上げる時に、干渉しにくい配置に改められた様です。ハードポイントはずいぶんコンパクトになり、フタパーツは半円径に変更されています。



 ヒザは、ハサミ込み式の二重関節。曲げると連動してヒザアーマーがスライドし、アーマー上端が押し出されるギミックを内蔵しています。さらに内部ではシリンダーが可動。ロッドがシリンダー本体を貫通しちゃってるんですが、見えないから良いのです(笑)。

 ヒザアーマーは、曲面主体ながら上端を平らにカットし、モモと連続したラインになるよう配慮した造形。HGと1/100のイイトコ取りといった感じですね。



 ところでヒザ関節は、ハサミ込み込んだ後で外側からピンを通すという、珍しい構造になっています。これは長いピンを通しながらハサミ込む作業を無くして簡単にする目的なのか、あるいは丸みを帯びたフクラハギのギリギリ後端を狙って軸位置を設定し、肉厚強度を気にせず、より大きく可動出来る配置を狙ったのか。いずれにせよ設計の選択肢が広がった気がしますね。

 ピンはポリプロピレン製。これは確かカバヤのビッグワンガム等に使われていた素材ではないかと思います。ヒザ後部にはC字形の関節ガードがハメ込んであるんですが、これはデザインの変更なのか、ピンの打ち込み穴を隠すアレンジなのか。説明書のイラストでも描かれてはいますが、詳しくないので良く分かりません。



 スネは、左右貼り合わせの内部フレームに、外装を被せていく構成。分割ラインは、前後のパーツが上手く隠してくれています。より引き締まったデザインにアレンジされ、人間っぽさが強調された印象ですが、同時にスケイルシステムを被せた時のボリュームも考慮してあるのかも知れません。側面には増加パーツを期待させる、謎のスリットが追加されてますし。

 クルブシのアーマーは足首関節に接続された、独立したユニットになりました。それだけでもポージングの自由度が高まっているんですが、さらにひと工夫。前と側面に3分割し、左右共通化を図ってあるものの、ジョイント側の工夫で内側だけボール可動とし、開脚時の干渉をズレてかわせる仕組みになっています。ジョイント自体も足首外側にボール接続してあり、自由度の高かったHGオーガンダムのギミックを引き継いだ物となっています。



 足首は、ボール軸受のポリキャップが、クルブシごと大きく横回転するという、HGダブルオーガンダムに似た関節で、開脚時の接地性が非常に高くなっています。ポリキャップはプラパーツで囲ってありますし、クルブシアーマー下にヒンジで接続してある可動式アーマーが隠してくれているので、丸見えになる事は無いでしょう。

 ツマ先は、カカトが上がる方向にポリキャップで可動。クツの底にはレールスライド式のアーマーシュナイダーが仕込んであり、クツの先端から引き出し可能。ラッチが効いているので、引き出し時の位置も安定しています。カカトパーツは下からハメ込み。カカト後部にも引き出し式のアーマーシュナイダーが仕込んであり(というか出っ放しですが)、カカト落とし等のポーズを楽しめる装備となっています。



 肩アーマーは、肩上を通したフレームで前後の可動アーマーを繋ぎ、これを芯にして前後から貼り合わせてあります。1/100セカンドLの可動アーマーは、裏から押さえパーツでヒンジに接続してありましたが、今回は青と白のパーツを2枚重ね、ヒンジの押さえと色分けを同時に行っています。側面装甲は引き込み式の扉となっていて、肩アーマーをハネ上げなくても、腕を50度程度まで横に上げる事が可能。肩のハネ上げギミックも有るんですが、オレンジの上面装甲が胸板の上まで被さったデザインなので、引き込み装甲を優先的に使った方が楽でしょう。

 肩上面装甲は中央に曲面を付け、単調さを感じさせないデザインになりました。肩アーマーからハッキリ独立した造形になったのも良い感じです。肩後部のフィンスラスターは、ヒンジで可動。裏面には整流板の様な表現が入っています。



 です。肩の球体は前後貼り合わせ。ヒジは二重関節で、上腕・前腕側ともハサミ込み式の組立てとなっています。上腕は前後面を別パーツ化してあり、接着ラインが出ない構成。アーマーに隠れて見えにくいんですが、上腕前後のディテールが、ゼータガンダムのボディに見えて仕方ありません。ここは後々、大きな伏線になるかも知れませんよ(多分ウソ)。

 上腕にハメ込んである白いパーツは、上腕を囲うだけでなく、中央の突起で上腕に差し込んでもあり、1/100より頑丈な構造になりました。ヒジが二重関節化したため、ここが上腕の下端である事がより明確になり、フチを保護する最低限の装甲なのだなと再認識。上腕の上から被せてある白パーツも、ヒネリ部分の保護の意味が有るんでしょうね。



1/100ブルーフレームセカンドL(左)との比較。

 前腕は、ヒジと手首基部をハサミ込み。正面のクボミ内部は別パーツ化され、分割ラインを隠してくれます。上腕側面は中央を膨らませ、筋肉の様な力強いシルエットとしてあります。甲アーマーは、ヒジの付近を別パーツ化。ヒジを曲げると連動してスライド、関節を保護するギミックを内蔵しています。手首基部は筒状に成形。抜き方向の都合で成形しづらいギザギザを、板状パーツを差し込んで再現してるのが面白いですね。



1/100ブルーフレームセカンドL付属のタクティカルアームズ(左)との比較。グリップが長くなり、射撃用のグリップも一体化して、より両手持ちに適した形状となりました。

 手首は、左右とも可動指タイプの物が付属、スイング可動も仕込んであります。手首関節はボールジョイントですが、軸受はHGダブルオーシリーズの様な半欠け式のポリキャップになっていて、関節の引出し・押し込みが容易です。重たい武器を持たせる時には、押し込んでやると安定が良くなるでしょう。

 バックパックは付属せず、今回はウェポンラックを背負っています。本体と裏面中央の2パーツを貼り合せて、背中のアーム先端に接続。アーム側のジョイントで上下可動するので、フライトフォームのウイング角度を調節する事が出来ます。



 説明書では、ウェポンラック上端の穴をアームに接続する様になっていますが、中央にもう一つ穴があり、どうやらこちらはウェポンラックごと剣を背負わせる時に使う様です。上端の穴は背負ったウイングが左右対称になる様、回り止めが付いているんですが、中央の穴は丸なので、剣を傾ける事も可能ですよ。



 武装です。アーマーシュナイダーはワンパーツ成形。コの字成形された、モモ横のホルダーに収納する時は、丸いクボミとスリットで保持され、非常に安定が良いです。手に持たせる時にはグリップのスリットを、手の平の突起に接続。可動する人差し指を穴に通して握らせると、なかなかカッコ良いですよ。



 タクティカルアームズUは、セカンドLが装備したタクティカルアームズの発展型。ガトリング砲を展開可動式の実剣で囲った物ですが、実剣部分を分離して、別々に使える様になりました。刃をウイングに変化させて背負うフライトフォームの機能は、今回も引き継がれています。

 実剣部分を分離したソードアームは、分割された刀身前後がジョイントで連結されていて、引き出して折り畳むとウイングに変化。2枚貼り合わせ式で厚みが有り、フチ(刃)と黄色いガトリングカバーを取り付けます。引き出し式のグリップとジョイントがハサミ込んであり、装備する時はグリップを握るだけでなく、ジョイントを前腕のハードポイントに接続します。重たい武器は腕に固定、ダブルオーシリーズのアイデアの転用ですね。



 の部分からはビーム刃が発生。キットではクリアーパーツ2枚の貼り合わせで、厚みのあるビームを再現しています。先が細いので、先端が折れ曲がらない様に注意してやると良いでしょう。

 中央部を構成するガトリングアームは、機関部の中に角ポリキャップをハサミ込み。伸縮部のスライドがスムーズに行えます。ソード部分を接続する可動式アームはポリキャップで可動、機関部への取付は後ハメが可能です。両面に付く青いカバーはワンパーツ成形。ガトリングの砲身は各パーツを縦に連結。実体弾とビーム砲が半々で構成されている設定だそうです。



 ツバの部分は、横長な形状を筒状(?)に成形、後方から内側パーツを差し込む事で分割ラインを目立たなくし、前部にダクトの様な表現を入れてあります。両端はスラスターユニットになっていて、ヒンジで折れ曲がり可動。エンジン本体とノズルを縦に重ねる構成で、1/100セカンドLには無かった、引き出し式のフィンをC字のハメ込みで取り付けます。

 グリップは、回転部にポリキャップを閉じ込めて前からカバーを取り付けます。セカンドLではソードのグリップ横に付いていた、引き出し式のガトリング時のグリップは、断面をコの字形に成形。折り畳み時にはソードのグリップに重なり一体化しているという解釈に変更されました。構え易さが格段に向上していますよ。



タクティカルアームズUのユニット構成。


 ガトリングフォームへの変形は、ソードを左右に分割し、可動アームで横に展開。地面に立てる様に90度回し、脚兼シールドとして使えるポジションになります。上下にはバッテリーユニット(兼実弾のマガジン?)を、腰後部から外してきてマウント。下面をアクションベースで支える場合は、上面にだけバッテリーユニットを取り付けます。



 フンドシ下に付属のY字形のジョイントパーツを接続すれば、別売のアクションベースを使ったディスプレイが可能。また今回は、タクティカルアームズUを支えるため、アクションベース2がまるごと1セット付属します。持ち上げた高さに対応出来る様、支柱は通常より長い専用パーツを使用、先端のジョイントも新規の物が付属します。嬉しい気配りですが、青で成形されてて目立つのが残念ですね。クリアーだったらもっと良かったと思うんですが・・・それともどこかにミラージュコロイドの作動スイッチでも付いているのかな?見つけた方は、ご一報下さい(笑)。



 組立時間は3時間40分でした。スタートしたばかりの連載で活躍する機体を早速MG化した物ですが、すでに1/100キットを流用した敵MSが相当数発売されており、対決シーンを楽しみやすいと言うのは、MGとしては珍しいですね。各部にダブルオー関連キットからのフィードバックが見られ、単品でも可動キットの傑作に仕上がっていますが、ぜひ敵と絡ませて楽しんで欲しいです。



 今後の展開ですが、フレームパーツがアンダーゲート方式になっている事から、メッキへの対応が考えられている様です。しかも腕のパーツが共通ランナー2枚に分けてあったり、右手首関連パーツが除外可能な配置になってたりして、ゴールドフレームへの期待が高まりますね。1/100で発売されたばかりですけど、MG展開の動機付けに、連載の中で更なる改修が行われるなんてのもアリかも。



 もちろんセカンド特有のパーツは除外可能な配置や別ランナーになっています。ランナータグは「アストレイ」と「アストレイセカンド」が混在し、「ブルーフレーム」という言葉が含まれていないのが何とも。仲間や装備がどこまで増えるか、今から楽しみです。それだけの展開が可能な優れた素体だと思いますし、初期状態でなく、いきなり最新装備を纏った姿で発売されたのは、そこを期待してくれという意味なのでしょうからね。


 おまけ

 

 ガンプラの常識 弟1次ガンダムブーム編を買ってみました。ガンプラコレクションのガンダム(オリジナルホワイトバージョン)が付いて600円。半分がプラモ代で、そんなに厚い本でもなかったのですが、開いてみるとこれが面白く、一気に読んでしまいました。

 ファーストガンダム当時のキットを1/144から1/60まで、さらに戦艦、MA、情景模型やキャラコレまで全てフルカラーで収録。簡単なキットデータが添えてあってカタログ、いやむしろプラモ図鑑として重宝しそうなんですが、データよりも力が入っている「思い出解説」に、強烈なガンプラ愛を感じます。どんな新ギミックに感動したとか、どこの組立に失敗した子供が多かったとか、そんな話を収録した本は過去にも多く出版されましたが、そんな思い出が、全キットについて書かれてるんですよ。しかも当時の子供の目線で。あの時代の空気に浸って、楽しませてもらいました。

 どんな改造をしたとか、持ってる子供が多かったとか少なかったなんていう話は製品本来の話題からは脱線してる様にも思えますが、ナマのユーザーの声は、やはり面白いですよね。パッケージイラストだけでなく、キット写真も、パッケージ横の写真をそのまま収録。新規に撮影しなかった判断は大正解ですよ。発売日の気持ちに戻してくれるのは、あの日店頭で初めて見た写真しかない訳ですから。パッケージの歴史を振り返る資料にもなりますしね。

 巻末にはよもやま話を何本か収録していて、これまた初めて聞く様な話題は少ない訳ですが、いつもよりちょっぴり詳しく書いてあるのがニクイです。ほんの数ページながら、塗装して仕上げる作業工程も解説。付属のプラコレも、ちゃんと教材として機能してる訳です。懐かしむだけの本ではなく、その後の発展や最近のガンプラ事情にも触れてますから、これを読んで作りたくなった人にとって、最新キットを選ぶ際の、ある程度の助けにもなるでしょう。この本の続編が発売され、全ガンプラが網羅されると嬉しいです。

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 2009.11.7 健 竹史

  

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1/100 ガンダムアストレイブルーフレームセカンドL
HG ガンダムアストレイブルーフレーム

  

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