健さんの
プラモコラム


その216
 MG シャア専用ゲルググ
   Ver.2.0
の巻

(MG 1/100 シャア専用ゲルググVer.2.0/
 MS−14S シャア専用ゲルググ/バンダイ
 「機動戦士ガンダム」に登場)



 ザクVer.2.0に続いて、早くもゲルググが登場。ちょっとしたシャア専用機特集となっていますね。ザクと連続させる事で、ジオニック社の新旧傑作機を作り比べる事が出来ますし、Ver.2.0というのは中身まで含めて、そういう楽しみ方が出来る充実した内容となっている気がします。さらに言えば、2.0仕様というのを明確に打ち出しているのだとも考えられますね。

 決してガンダム00が始まるから、人気の一年戦争モノでオールドファンの注目度を高めておこう」という意図ではないと信じつつ(笑)、キットに目を通していきましょう。



 頭部はザクVer.2.0と同様、首の動きに連動してモノアイが左右に動くギミックを内蔵。外装は、頭蓋・クチバシを別パーツ化。側頭部から後頭部まではC字型にワンパーツ成型してあります。前後分割だったVer.1.0と違って形状に沿った分割ラインとなっていて見映えは良いんですが、首を外したい時に外装が外れやすくなっています。C字形のパーツを折ったりしない様に注意しましょう。

 内部フレームは、Ver.1.0よりもギッチリ詰まっていて良い感じです。トサカは外装をワンパーツ成型し、内部のセンサーパーツに被せる仕組みになっています。スリットからセンサーが露出しているという解釈でしょうか。アンテナは、劇中イメージの物とMSV風の物が付属、好みの物を取り付けます。



 は、下がボール可動、上が上下スイングする二重関節。さらにその上の接続部分で横回転します。上下スイングの部分には四隅にシリンダーの表現が有ります。首の表面にモールドされただけの物ですが、動いている様に見えて、良い演出になっています。



 ボディです。上半身はVer.1.0より大型化した頭部に合わせて、肩幅が増しています。エリ(?)と頭の位置関係は大きく変更されていて、見下ろすポーズが若干得意になっている感じ。ララァを足元に飾る事を前提に設計するとこうなった、とか(笑)?改めてVer.1.0を見てみると、エリ内側の平らな部分が鼻ヅラよりも前まで続いていて、2.0とはまるで違った印象ですね。小顔がいっそう小顔に見える、頭部に良く似合ったボディと言えるかも。2.0と両方作って、比べてみて欲しい部分ですね。

 背中は、Ver.1.0同様パネルが取り外せる様になっています。パネルの形は変更されているんですが、Ver.1.0のB型・C型バックパックが無改造で取り付け可能です。いずれ2.0用のバックパックも新規に発売されるのだろうと思いますが、それまで待てないという人には嬉しい配慮ですね。



Ver.1.0のキャノン(C型)バックパックを流用可能。このキットにバックパックは含まれていません。

 ウエストは、上が前後にのみ軸可動、下がボール可動します。首の上下可動も充実しているので、前を向いて水平飛行している様なポーズも可能です。Ver.1.0ではせっかくボール可動を採用していながら、ほとんど左右スイングが不可能となっていましたが、今回は左右各45度くらいはヒネれる様になっていて、自由なポージングが可能となっています。



 ウエストは、コクピットをハサミ込んで左右貼り合わせた内部フレームに、ワンパーツ成型された筒状の外装を下からハメ込む構成。最後に開閉式のハッチをハメ込むんですが、これ、ハッチを取り外さないと外装を分解出来ませんね。しかしハッチも外装に埋没して、取り外しにくくなっています。「あとで塗装する派」にとっては深刻な、分解不可能キットですか?いっそ外装は前後分割が良かったのではないかと思います。

 ハッチの取り外しは、極細の金属線で引っ掛けて外す等の方法で可能かも知れませんが、あらかじめ取り付け部をユルめに調整しておいた方が無難かも知れません。実はウエスト内のポリキャップを斜めにセットしてしまったのに後で気づいて、出来れば分解したいんですけどね。組立て時にポリキャップが斜めになりにくい様、後ろに押さえを付けてあるとありがたいです。



腹部のハッチがライダーベルトの様に見えてしまうのは気のせいでしょうか。バックルのフタを開いて一般兵をつまみ出し、シャアをセットするとボディカラーが赤く変化、ツノも生えてきてパワーアップするのであります。(これは筆者が日曜の朝に二度寝して見た夢であり、サンライズの公式設定ではありません:笑)

 です。スカート類はVer.1.0のパネルラインに近い分割がされており、それぞれ可動式となっています。リアスカートは引き降ろしが可能、サイドスカートはアームで連結されていてスイング可能(今回は上方向)、フロントスカートはボール可動と、ザクVer.2.0の機構に近く、後継機らしさを感じさせます。



 サーベルラックも、ザクのバズーカラックと同じ配置で、関連性を感じさせますね。Ver.1.0ではリアスカートのパネルを取り外し、バックパックで背中のサーベルラックが使えない場合だけ専用パーツを取り付けて使用していましたが、今回はヒンジでパネルが開いて、そのままラックになる標準装備という解釈。軸受けはC字型で、しかも外れやすい方向を向いていますから、外装の取付けには軽く接着剤を付けておくのも良いかも知れません。



プロペラブルルン、空飛ぶぞ♪別売のアクションベースを使用可能ですが、こんな不安定な角度で飾るのはオススメしません。

 フンドシ下には専用のジョイントパーツを取り付ける事が出来、これで別売りのアクションベースを使ってのディスプレイが可能となります。ただし保持力はイマイチで、水平飛行など、真上からでない荷重を加えると割と簡単に外れてしまいます。それなりの重さのあるキットですから、どこかのインチキ模型サイトが好んでやりたがる様な、落下中だの横飛びだのといった特殊で不安定な飾り方は出来ないように設計してあるのかも知れません。



 スカート内には、5基のロケットエンジンを装備。劇中で3基描かれていたシーンも有りますし、Ver.1.0でも3基でしたが、これは設定に5基と書かれてあったリゲルグを意識した物でしょうか?ロケットエンジンは根元でボール可動、ノズル部でもボール可動します。ノズルが可動すると向きが不揃いになりやすく、あまり好きではないのですが。スカート裏にはモールドで表現される事が多かった補強構造がパーツとして貼り込んであり、見せ場の一つとなっています。

 です。股関節は、最近多く見られるようになってきた軸可動の組み合わせ。モモは、前部にヒザ関節につながる可動シリンダーを内蔵。フレームの分割も含めて、ザクVer.2.0と同じですね。外装は前後分割となっています。



 ヒザは二重関節。内部メカに関節カバーを被せてある二重構造で、上側を曲げると後部カバーがスネ内部に押し込まれる様にスライドします。関節カバーにはスリットが有り、中の関節が動いている事が実感出来る仕組みです。異物をハサミ込んだら動かなくなりそうですが、プラモとしては面白いと思います。

 ヒザアーマーは、ヒザ下側の関節を曲げると連動してせり上がる仕組みです。スネアーマーと一体化したデザインのヒザアーマーを、外装を割ってまで動かそうというのは、正しいのかどうか良く分かりませんが、ザクの後継機ですからギミックを継承してる可能性は有るかも知れませんね。



Ver.1.0(右)との背面の比較。パネルの形は異なりますが、バックパックには互換性が有ります。

 スネは、内部フレームに3基一体のロケットエンジンを取り付け、内部装甲外装で二重に覆うパーツ構成。さらに外装の下半分も二重になっていて、パーツを外せばトラスフレームが露出します。トラス構造のスキマから内部装甲が見え、そのスキマからロケットエンジンが見えるという重なりの演出は見ごたえが有りますよ。ギッシリ詰まっているのだけが正解とも思えませんから、Ver.1.0の様に空間が残っている内部再現というのもアリだと思いますが。



 足首関節は、特大のダブルボールジョイントで可動。前後とも可動式のシリンダーが仕込んであります。取り付け方も含めてザクVer.2.0と統一感を感じさせますね。



 足首は、ツマ先が可動式。足の甲はシリンダーカバーになっていて、独立して左右に動きます。機構的にはザクと同じですね。カカト付近は、スネ内部バーニアの噴射を妨げない様、角がエグレた形状になっています。

 肩アーマーは、Ver.1.0の様に縦方向からワンパーツ成型されていますが、側面の突起が別パーツ化されています。ここはイェーガーマリーネのデザインを反映して、Ver.1.0でもスラスターが仕込んであるという解釈になっていました。今回はゲルググキャノン以降にVer.1.0に追加された(天井裏面に貼り付ける)内部メカをさらに充実させ、肩関節からスラスターまで繋がる内部メカを先に作り、上から外装を被せる構成になっています。フレーム状態で見ると、ガンダムMk−2の機構に似てますね。



このキットにC型バックパックは含まれていません。

 肩関節はABSの軸可動の組み合わせで、前後上下にスイングします。今回はジャバラにラバーパーツを使わず、プレート状のプラパーツを重ねて表現してあります。アイデアとしては面白いんですが、放熱板の様にも見えてイメージと違うと感じる人も多いかも。肩アーマーをハネ上げるギミックのために肩アーマー位置が設定よりも高めになっており、これもジャバラらしさを感じさせない一因になっている様に思います。

 です。肩の球体は、Ver.1.0の内部メカのデザインを踏襲。下側から半球状の外装を被せ、上腕に接続します。上腕は内部メカを2分割の外装でハサミ込み。ヒジは二重関節で、上側を曲げた時には関節パーツにモールドされたシリンダーが伸びた様に見える様になっています。下側は動きに連動して、前腕内部からシャフトが伸びてくるギミックを内蔵。演出としては面白いんですが、ヒジで前腕をヒネる事が出来たVer.1.0の自由度も捨てがたい魅力がありますね。



Ver.1.0の高機動(B型)バックパックも装着可能。このキットにバックパックは含まれていません。

 前腕は、内部フレームに2分割された外装と熱核ジェットユニットカバーを取り付ける構成。Ver.1.0では前腕の外装の上に熱核ジェットユニットが乗っかっていて妙な感じでしたが、今回は内部メカとしても前腕と一体になっている感じです。前腕の外装も、熱核ジェットユニットを付けた状態で着脱が可能です。



 手首は、Ver.1.0よりも大型化。MGドムに近いサイズとなっています。親指以外は第二関節も可動、切り離しに対応したボールジョイント、スイング出来るものの手の甲は切り欠かない等、MGザクVer.2.0に準じた仕様。やはりこれが今後のスタンダードになるんでしょう。

 左手は手のひら側からビス締めしてあり、手の甲が外れない仕組みになっています。これはシールドを持たせた時の荷重を、手の甲アーマーのフチで支えるため。右手も形状はシールドに適合させてあるので、右手で持たせたい場合は接着剤を使って組み立てておけば、より安心だろうと思います。



Ver.1.0のビームライフル(下)との比較。ゲルググ本体に合わせて(?)力強い印象に変わりました。

 武装です。ビームライフルは、銃身やストック、動力ケーブル等を大型化してあり、力強い印象になりました。ディテールは大幅にアレンジしてあり、設定にはVer.1.0の物の方が近いと思いますが、センサーユニットを留める金具が追加されていたり、ストックに伸縮機能が有りそうだったりと、説得力は高まってるんじゃないかと思います。トリガー前の、穴が2つ開いたプレートや、センサーユニットは着脱可能となっています。

 ビームナギナタは、ナギナタ状の物とストレートな物、2種のビーム刃が付属します。グリップにはミゾが有り、手に持たせる時だけでなく、サーベルラックに収める時にもこのミゾを利用します。



 シールドは、Ver.1.0では2枚貼り合わせで裏面のモールドを再現してありましたが、今回はさらにフチの黄色と裏面のグレーを別パーツ化。ものすごく大きなパーツを1つ増やしての色分けです。グリップはボールジョイントで可動。指で握らせますが、実際には手の甲にツメを引っ掛けて荷重を支えています。



 シールドは、手に持つだけでなく背中に背負わせる事も出来ますが、単純にジョイントを取り付けて挿し直すのではなく、手に持ったポジションからアームが展開、背中のハードポイントに接続されるという解釈になっています。実機の運用を考えると説得力がありますが、これ、今後のキットが出しにくくなる、タブーに触れてしまった気もしますね。背中用のサーベルラックを取り付けられる穴が用意されているので、裏面にビームナギナタを装備する事も可能です。

 同スケールのフィギュアは、座りポーズ・立ちポーズのシャアだけでなく、立ちポーズのララァも付属します。さらに、ララァが使用したエレカも付属。フロントガラスにクリアーパーツを使用、タイヤ・シート・ハンドルまで別パーツ化してあります。こういうオマケは比較対象にもなりますし、今後も積極的に付けて欲しいですね。幌馬車とかワッパとか。エレカは除外可能となっているので、今回だけのオマケだと思われます。



 組立時間は2時間40分でした。今後の展開ですが、頭部が除外可能になっている事から、ゲルググキャノンの発売は想定されている様です。と言うより、モノアイ連動ギミックの都合でVer.1.0の頭部とは互換性が無いので、発売してもらわなくては困りますね。その場合、従来のC型バックパックを付属させるのも一つの方法かなと思ったんですが、同じランナーに含まれる3連ミサイルランチャーが2.0の腕に対応していないため、新規のバックパックが付属すると思われます。



MGゲルググVer.1.0(右)との比較。顔や手首が特に大型化しています。肩アーマーやスネアーマーのフチに厚みを強調してあり、プロポーションも重厚さが強まった物となっています。
でも、スリムなVer.1.0も捨てがたい魅力がありますね。シールドも持ってる事ですし、ビームが一般化していく流れの中で、ドムほど装甲が厚くなかったという解釈も良いのではないかと思います。
Ver.1.0についてはその189 ゲルググスーツバリエーションの巻を参照して下さい。

 モモ・足の甲・上腕パーツは、肩やスネ等が含まれるランナーから分離出来る様になっていて、これはジョニー・ライデン機のカラーリング再現を意識している物と思われます。今回は多色成型ランナーが2枚入っていますが、Aランナーには胸・クツ・ヒザアーマーといったジョニーライデン機で色の配置が変わるパーツが集中していて、こちらも対策はバッチリですね。

 もちろん量産型や、ガトー等のエース機も発売して欲しい所です。肩関節の保持力も上がってますから、リゲルグなんかも前向きに検討して欲しいですね。


 おまけ



 この春にオープンした呉市の新名所、「てつのくじら館」に行って来ました。模型サークルの仲間と、ちょっとした遠足であります。もともと呉は、停泊中の潜水艦を見れる場所ではありますが、陸に上がった全身像を見れる機会は、滅多にあるもんじゃありませんね。とにかく大きいです。



 スクリューも大きいです。地球が危機になったら、こいつが宇宙に飛んでいくのですね。頼もしい限りです。(その予定はありません。)



 隣にはショッピングセンター、イズミゆめタウンが。潜水艦を少し見下ろす角度で眺める事が出来るので、買い物のついでに、上の階まで上がってみると良いでしょう。そしてこの手すりの先が、潜水艦への入り口となっています。退役した本物の潜水艦の中を見学できる、珍しい施設です。撮影が禁止されていない区域では何枚か写真を撮ってきたんですが、念のため掲載は自粛します。(デストロンに情報が漏れてしまうからな!)



 1/700にすると、約10センチ。タカラトミーからは展示用潜水艦「あきしお」として完成品モデルも発売されています。赤はもっと鮮やかな方が良かったでしょう。売店には、展示室まで含めたディオラマ仕立てのモデルも販売されていました。



 展示室には歴代潜水艦の模型や解説なども有りますが、自衛隊の活動の紹介にも力を入れています。国際貢献として行われている掃海(機雷除去)などですね。写真の機銃や潜水具、フロート、ヘリコプター等が展示されています。



 機雷処分具。なんだかガンダムWのキャンサーに似てます。と言うより、キャンサーのモデルなのかも。こういった機械が潜っていって、機雷を固定しているワイヤーを切って浮上させ、機銃で撃って処分したり、処分具から爆雷を投下して処分したりしている様です。

 大和ミュージアムとは道を隔てた向かいにあり、JR呉駅から迷わず来れる歩道が整備されています。ぜひ一緒に見学されると良いでしょう。近くのオモチャ屋では大和と潜水艦のプラモをセットで売るなど、気の利いた商売をしてる所もありますし、大和ミュージアム前では、大和最後の戦闘配食「大和むすび」なんかも販売されています。こういった事も含めて、「大和」や「てつのくじら」が、呉の名物として定着したと感じますね。海の眺めも良く、いい所ですよ。


海上自衛隊呉史料館「てつのくじら館」ホームページ

てつのくじら館 〜(海上自衛隊呉史料館)〜動画


2007.8.8 健 竹史


  

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