健さんの
プラモコラム


その212
 MG シャア専用ザク
   Ver.2.0
の巻

(MG 1/100 シャア専用ザク/
 MS−06S シャア専用ザク/バンダイ
 「機動戦士ガンダム」に登場)



 好評のMGザクVer.2.0、地上用のJ型に続いて、早くもS型・シャア専用ザクの登場です。連続して出すという事は、消極的な金型流用キットという位置づけではなく、「並べて比べて欲しい」という事なんでしょうか。Ver.1.0で導入された「タイプごとの機体の違い」を、さらに積極的に演出、「成形色の違いが元キットとの決定的差ではない事を・・・教えてやるッ!」という声が(誰の?)聞こえてきそうです。

 では、早速本題に参りましょう。J型から変更のない部分については、「その210 MGザク Ver2.0の巻」を参照下さい。



 成形色はVer.1.0に比べて、ずいぶん落ち着いたピンクになりました。ボディの赤は、あまり大きく変わっていない様です。頭部はJ型と同様、アンテナが2種付属。切り取った跡が目立たない様、ゲートを後ろに配置してあるんですね。この辺にも、Ver.1.0の頃より気を配ってある様です。



 足首は、全体としてはJ型と共通のパーツで構成されていますが、足裏は早速J型のパーツを除外、バーニアの付いたタイプに変更してあります。ツマ先の可動などは、今回も引き継がれています。



 スネは、フレームの芯になるパーツはJ型と共通ですが、それを取り囲む内部メカは一新されました。外装のふくらみかたも変更してあり、バーニアを追加した分だけ量産型ザクより中身が増えた事が、外観からも伝わるデザインになっています。この違いを表現するため、スネ外装関連のパーツは、一枚まるごと新規ランナーが用意されています。



 スネのバーニアは外装に貼り付けるのではなく、内部メカに取り付ける構成。外装を外しても、機能的な意味を損ないません。性能の違うバリエーション機は、外観よりもむしろ中身が違っているべきですよね。Ver.2.0が発売される様になって、内部フレームの表現もますます充実してきていますが、この様な「タイプごとの違い」を楽しめるフレーム表現は、ガンダムでは味わえない、ザクならではの演出と言えるでしょう。



 ランドセルは、外装がワンパーツだったJ型に対して、3方向から貼り合わせる構成に変更。分割ラインは変化している上に、他のスジ彫りと印象が近く、ワンパーツと見違えるほど自然です。ランドセルの厚みはJ型の倍程度にボリュームアップ。スネのバーニアと合わせて、R型に移行する寸前の機体」という解説にも納得出来る物となっています。バーニアは周辺のメカごと可動。さらにフィンの部分だけでも動かせる様になっています。



 オマケに、同スケールのリフト車両が付属します。電線工事の時に活躍する様な、折り畳み式のアームを備えた車両ですね。これでMGガンダムMk−2 Ver2.0のMSデッキ風飾り台みたいに、搭乗シーンが再現出来ます。



 アームの裏側には簡易的にシリンダーを表現、昇降時に車体を固定するも配置されてムードは満点ですね。と言いつつも、リフトは降ろした状態でも床から2メートル以上という高い位置にあり、どうやってリフトに乗るのか良く分かりません。ハシゴでも追加すると、それらしくなるのかな?手すりの辺りにコントロールパネルを表現してやっても良いでしょう。走行時の運転も含めて、どこかで操作してるハズですから。



左側は、1/100ジオン一般パイロット。MGザクVer2.0に付属します。

 シャアのフィギュアは、例によってレーザー加工と思われる細かな彫刻で、良く出来ています。ハッチを開いて搭乗シーンを再現すると、座りポーズと立ちポーズの二人のシャアが同時に存在してしまう訳ですが。(過去に「影武者がいた説」なんて話題もありましたね。)



 J型の時に紹介出来なかった、ランナー状態の動力パイプ。組み立てるパイプを芯となるランナーごと切り出し、1つずつズラしてセットした後、余分な所を切り取ります。パイプカバーが一直線に配置されているため、ゲート跡にペーパーがけをするのも簡単です。持ち手が無いと、小さなパーツは持ちにくくて大変なんですよね。

 足の動力パイプは、ボールジョイントが少々抜けやすくなっています。再度ハメ込む時はスプリングを少し引っ張って伸ばし、ボールジョイントの周りをパイプカバーの無いムキ出し状態にして持てば、ハメ込みやすくなりますよ。



 武装は、ザクマシンガン、ザクバズーカ、ヒートホークが付属。新たにリフト車両が追加された代わりに、ミサイルポッドは除外されています。



 J型とほぼ同じ内容なので、組立時間も同程度、2時間20分くらいでした。本当にスイスイ組めるので、J型と連続で組んでも、あまり負担に感じないと思います。ズラリとバリエーションを並べるのが、楽しみになってきますよ。

 ところで、J型を組んだ後でTV版の第1話を見返す機会が有ったんですが、動力ユニットがウエストに配置された今回の内部フレームのデザインは、ジーンのザクが斬られた位置から割り出した物だったんですね。他のエピソードも見返してみると、スタッフのこだわりが、他にも発見出来るかも知れませんね。


 おまけ

 1/100レジェンドガンダム初回生産分に付属していたアクションベースが単品発売されてしばらく経ちますが、今回ザクに合わせて、成形色を変更した「シャア専用アクションベース」として発売されました。この機会に紹介しておきましょう。



 第一弾として、まずは黒の成形色で一般発売となったアクションベース。レジェンドガンダムに付属していた本体に、さらに先端ジョイントパーツを新たに数種類セットしてあります。丸ピンの物は、最近のHGUC等、取り付け穴が用意されたキットに使用します。

 フォーク状の物は、先端をキットの股関節に差し込んで使用。フォークが長すぎる場合はカットして使います。フンドシ幅に合わせて3種類用意されていますが、さすがにMGサザビーに合うサイズの物は有りませんでした(笑)。

 股関節が特殊でフォークが適合しないキットの場合は、ビス止め用のジョイントを使ってやります。キットには2.5ミリの穴を開けてやる必要が有るので、ピンバイス等を用意してやりましょう。



 ・・・で、ようやく今回の「シャア専用アクションベース」の話ですね。成形色は赤に変更、ジョイント類は通常版と同じ物が全種付属しています。MGシャアザクVer.2.0をセットする場合は、ザクのキットに付属している専用ジョイントパーツをセットしてやりましょう。アームを使わず、ベースの上に直接ザクを立たせてもカッコイイですよ。



 通常版550円に対し、700円と少々高めになっていて、マーキングシールが付属しています。全部貼る必要はなく、好みでチョイスしてやると良いでしょう。エンブレムや文字だけでなく、注意書きの様な物も各種用意されています。



 もともとベースがメカっぽいデザインになってる事もあって、注意書きを張ると、整備工場の様なリアルな雰囲気が高まりますね。(支柱の先にザクを乗っける様な整備工場は無いとは思いますが。)左遷される前のシャアは、専用の整備スペースを与えられ、こんな所まで真っ赤ッ赤に塗装していたのでは?なんて思ったりして。案外ムサイの格納庫だって、真っ赤だったかも知れません。



 シールはこの他にも、「見せてもらおうか、連邦のMSの性能とやらを!」とか「ええいっ、連邦のMSは化け物か!?」といった名セリフも用意されており、ネームプレートに貼り込めば、ディオラマのタイトルとして使える様になっています。



 「ZEONIC」(ジオニック:ザクを開発したMSメーカー)というシールには、小さく「TM」と書き添えてあります。商標として登録済みなんでしょうか?



 ところで、飾り台は実際の光景の中では見えないものなのに、こんなにメカっぽくて、まるで「そこに有る」様に造形されている事を、どう解釈すればいいんだろう・・・?と思っていたんですが、戦争博物館なんかに、空中戦の再現として展示してあるつもりで見てもいいかなぁ、なんて思えてきました。

 あるいは近い将来、ガンダムやザクに乗れるアトラクションとして、こんな物が富士急ハイランドかどこかに建造されてですね、ビュンビュン動き回ったりとか・・・。実現したら、もうウハウハですね。



 アクションベース同士は連結が可能で、今回の例では赤1つと黒二つを連結して、2機の間隔を取ってあります。上に乗せるガンプラを抜きにしてもなかなか面白く、もっとたくさん連結してみたくなりますね。

 それこそ飾り台としてだけでなく、もっとゴチャゴチャとジャンクパーツを貼り付ければ、可動アームを活かして動く秘密基地なんかが作れるんじゃないでしょうか。トイとも相性が良いと思うんですよね。ミクロマン直撃世代で、しかもマクロスファクトリーを買い逃したもんで、どうしてもこんな発想に至ってしまうボクなのであります。

2007.6.1 健 竹史


  

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