健さんの その206 前回に引き続き、ガンプラコレクションを紹介します。Vol.2は水中MSやボールといった、非人間型のメカが多くラインナップ。通好み(?)のシリーズとなっています。 Vol.2もBOXで買ってみたんですが、A・Bのカードが混在していました。また、ボクは1BOXで全種揃えられたものの、他の人からは1〜2種類揃わなかったという話もチラホラ聞こえてきました。なるほど、欲しい種類のガンプラが簡単には手に入らなかった、あのブーム最盛期を追体験出来るという、心憎い演出なのかも知れませんね。ま、まさか第三弾では、箱を開けたら時々車やお城のプラモが(以下略) えー、思い出し過ぎないうちに、本題に入りましょう。 シャア専用ザク。量産型ザクの成形色替えで、頭部のみ新規パーツとなっています。量産型ザク用の、アンテナの無い頭部は付属しません。 アンテナの先端には安全突起が付いています。これを完全には削り取らずに、MSV風に尖らせてみるのも面白いかも知れません。 旧型ザク。ザク(MS−06)と違って、足首が可動します。さすがに肩の前後可動ギミックは仕込まれていませんが、引き出せば少しは前後に動きます。当時の感動が甦るかも? スネ後部、スソの部分がエグれていない点も1/144キットのまま。武器はヒートホークが付属します。 旧ザクと言えば平手ですよね。ほとんどのキットでは腕と一体のゲンコツですが、旧ザクの場合は平手に差し替える事が出来る様になっています。 また、Vol.1の色替えキットを除いて、1/6スケールに縮小した、ガンダムカラーのミニチュアが付属します。フタの上には「Mr.カラー」と小さい文字で刻印してあります。レーザー加工恐るべし。 GM(ジム)。Vol.1のガンダムもそうですが、足を大きく開いてカトキ立ちも可能です。武装は、ビームスプレーガン、シールド、ビームサーベルが付属。ビームスプレーガンは手首と一体で成形されています。 なぜか、スネはガンダムと同形。ヒザアーマーが付いていますが、これは何かの間違いだと思うんですが・・・。このまま無改造で取っておきたい様な、修正を加えたくなる様な・・・。2個手に入った人は、1個は無改造のままにしておくと良いかも。珍品として後世に語り継がれるとか、あるいは一部にガンダムの余剰パーツが組み込まれたカスタム機として公式設定化されるとか、どんな運命が待っているか分かりませんから(笑)。 使用状態のビームサーベルも付属。右手首を穴開きゲンコツに取り替えて握らせます。 ボール。1/144キットには1/250スケールのおまけボールが付いていましたが、やはりその半分、1/500スケールのおまけボールが付属します。 今回の1/288は、1/250おまけボールにサイズが近いため、初めて組んだ気がしませんね。1/500スケールの方は、モビルアーマー等の各種1/550キットと並べるのに、丁度良いサイズです。 1/288ボールは主砲が上下左右に可動、かざり台が付いています。1/500ボールの主砲は、左右方向のみの可動となっています。 ゴッグ。首と足首は1/144キットでも動きませんから、やはり今回も無可動。代わりに、ハサミ込みの組立でヒザが可動します。股関節と肩はボールジョイント。後ハメも出来ない事は有りませんが、かなりキツめです。説明書に指示されている通り、ハサミ込む方が無難かも。 肩アーマーが回らないので、腕の可動はかなり制約されます。手首の向きが変えられれば、表情に変化が出て良かったかも知れませんね。バーニアはランドセルと一体。バーニア内側のクボミは、スライド金型で再現してあります。 シャア専用ズゴック。Vol.1の量産型ズゴックの色替えです。 同じVol.2にジムもラインナップされてる事だし、閉じたツメが付属するのかな?と、ちょっぴり期待してましたが、さすがに無理だった様で残念。 アッグ。オレンジで成形してくれれば良いものを・・・と思ってしまいますが、1/144キットがこの成形色なんだから、忠実に再現すべきポイントなのです。 肩・ひじ・足が可動式。ヒジはハサミ込み式となっています。ボディ上部のカッター(?)も回転。元々の可動箇所が少ない事もあって、ミニキットのデメリットを感じさせない一品です。 アッガイ。首とヒジは1/144キットと同様、可動しません。股関節は、1/144キットではスカートがボディ側に付いていたのに対し、今回はゴッグの様に、スカートごとボディ側面に差し込む方式に変更。テディベア風に座るポーズが可能になりました。つまり元キットよりもポーズの幅が広がっているんですね。足首にはボールジョイントの軸パーツを内蔵。可動専門のパーツが使ってある、ガンプラコレクションの中でも珍しいキットです。 右手はクロー。左手はミサイルではなく、引き込んだクローに見えますが、この辺も1/144キットそのまま。右手の中央にはビーム砲の穴が開いていますが、その周囲は成形方向の都合で、平らになっています。 コアブースター。合体状態のコアファイターの後部はハメ込み用の突起になっています。1/144キットで再現されていた車輪は省略され、新たに飾り台が付属。スケールを考えれば妥当な判断ではないでしょうか。ボールやドダイといった、元から飾り台が付いていたキットでは、最近のキットよりも支柱が細く弱く感じますが、この飾り台は最近の物らしく、頑丈に作られています。 コアファイターは2機とも、機首の下に肉抜き穴が有るので、気になる人は埋めてやると良いでしょう。他の部分は、下面まで良く出来ていますからね。 ゾゴック。肩・脚・足首の可動に加えて、手首の伸縮を再現。このギミックの副産物として、手首が回転可能です。手首を少し傾けるだけで、ポーズの硬さが軽減しますから、これは嬉しいですね。足首はワンパーツ成形で、足裏は空洞になっています。 背中は、ランドセルのタンクやダクト(?)を別パーツ化してあり、なかなかの精密感。頭部のカッターの裏側が空洞になっているので、ここを埋めてやるとさらに良くなるでしょう。 おまけ |